やはり、さすがの活躍ぶりだった。女優の平愛梨がテレビ番組の企画で、お笑いコンビのオードリーや“ザキヤマ”こと山崎弘也と共にホームパーティーを行った。その様子から平の魅力が改めて浮かび上がってきたのだ。
毎回数組の芸能人たちのプライベートにカメラが密着し、そこで起きた「おもしろい出来事」をランキング形式で披露していく新感覚ロケバラエティ番組『笑神様は突然に…』。
2月7日の放送では女優の平愛梨が、お笑いコンビオードリーの2人(若林正恭・春日俊彰)と「ザキヤマ」の愛称でおなじみの山崎弘也と共に初参戦を果たした。今回のロケは平の希望に沿って、部屋を貸し切って4人でホームパーティーを行うというもの。まずスーパーで材料の買い出しを済ませてから、平一行は車でパーティー会場へと向かった。
その道中において、さっそく平のキャラクターを堪能することができた。平の提案により、車内で「ハミングイントロクイズ」を始めた時だった。山崎が出題者としてベートーヴェンの『運命』をハミングしたところ、ノリノリの平が「あっ、ハイ!」と挙手し解答権をゲット。しかしあまりに興奮しすぎたせいか、平は『運命』と『ベートーヴェン』が混ざり「運命トーヴェン」と解答してしまう。「ボケよう」と意図していなかった平だったが、結果的にこの解答が車内の爆笑を誘った。
パーティーの時も、平は持ち前の天然ぶりを見せた。4人がそれぞれ自分で作った手料理を、みんなで食べ合う場面でのこと。その際、山崎が「冷凍食品」を「自分の手料理」だと偽って出していたことが若林の暴露によって明かされた。しかし事態を把握していない平は、若林から感想を求められると無邪気にも「冷凍(食品)っておいしいんだ」と答える。しばらくしてようやく状況を理解した平が「えっ(ザキヤマさんが用意したのは)コレ(冷凍食品だけ)?」と発言したため、若林は「(さっきから)それを言ってるのよ、愛梨ちゃん」とやさしくツッコミを入れた。ここでも、平は無意識のうちに(オードリーや山崎などプロのアシストを受けながら)見事笑いを取ったのだった。
昨年に放送された『メレンゲの気持ち』で平は、親友の三瓶と番組共演を果たし感動の涙を流した。その時受けた印象は、(平が)自分の感情を隠すことなく、テレビで振る舞っているということだ。それが画面から伝わってくるからこそ、視聴者たちは平の「ちょっとした言い間違い」や「天然ボケっぷり」を微笑ましく眺めているのではないだろうか。この日放送されたVTRの中で明るい性格を活かしてのびのびとロケに取り組む様子を見て、そんな“女優 平愛梨”の「計算しない笑いの強さ」を改めて感じたのだった。
(TechinsightJapan編集部 TORA)