とんねるずの石橋貴明が『笑っていいとも!』でミュージシャン・井上陽水とのエピソードを語った。話の流れで本題とは別の裏話をしたところ「それは言っちゃいけないやつだよ」とタモリが指摘。生放送で井上陽水の“禁断のエピソード”が明かされた。
2月24日の『笑っていいとも!』に先日よりレギュラーとなった石橋貴明も出演した。レギュラーメンバーが覚えている“タモリの名言”を発表するコーナーで彼が語ったのは「タモリさんの『うどんはごぼ天!!』という言葉が忘れられない」というものだ。
20年以上前のこと、30歳頃に福岡を訪れた際に、井上陽水とタモリという福岡出身の2人と会話する機会があった。石橋が「福岡で何が美味いんですか?」と質問したところ、タモリから「うどんはごぼ天」と返ってきた。
福岡グルメの話題になると一番に出てくるのが“博多ラーメン”だが、「実はうどんを食べることが多い」とタモリや博多華丸・大吉は常々語っている。その中でもごぼうをかき揚げにしたりザクギリにして揚げたものをのせた“ごぼ天うどん”がメニューにある。
タモリが絶賛するそれを食べてみたくなった石橋貴明は、博多の商店街の小さなうどん屋に飛び込んだ。「タモリさんと陽水さんが推薦するから、すごい美味いのだろうと思ったが、それほどでもなかった」と石橋は当時を振り返る。
その後、タモリに会った彼は「タモリさんがあれだけ言うから“ごぼ天うどん”を食べてみたけれど、あんまり美味くなかったですよ」と感想を伝えたところ「そんなわけがない! じゃあ、俺の家に来い」と自宅で“ごぼ天うどん”を作ってくれた。石橋貴明と井上陽水はそれをごちそうになり、「うわ、美味い」と感激したという。
スタジオでそんなエピソードを語りながら、石橋は「うわ、美味いって、陽水はベロベロに酒を飲んで吐いたんですよ」と明かして一同を爆笑させた。だが、タモリだけは苦笑しながら「それは、言っちゃいけないことなんだよ!」と注意していた。
「陽水はそれを俺に堅く口止めしているんだから」とタモリが説明する横で、石橋はさらに「タモリさんの家の、きれいなフローリングのリビングからトイレに向かってちょこっ、ちょこっと跡が…」とさらに詳しく明かした。
タモリも諦めて「それは言っちゃいけないことになってる」と言いつつ、「陽水が『これ、言わないでねっ』って言うんだから」と井上陽水のものまねを披露して笑い話にしていた。
井上陽水もまさか20年前の、しかも堅く口止めしていたはずのエピソードが『笑っていいとも!』で全国に明かされるとは思いもよらなかっただろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)