エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】BABYMETALと『Mステ』で共演したAKB48。“指原莉乃だけが笑っていない”真相は。

ヘヴィメタル系アイドルユニット・BABYMETAL(ベビーメタル)が音楽番組『ミュージックステーション』に初出演を果たした。その斬新なステージと振り付けに共演していたAKB48のメンバーも“キツネサイン”をしながら絶叫したり大笑いしたりとノリノリだったが、画面に映った指原莉乃の表情だけが笑っていないことがネットで話題になっている。他にもBABYMETALの歌唱力が凄かったという反響もあり、一説には「指原だけがAKB48に危機感を覚えて笑えないのでは」という見方もあるのだが。

BABYMETALはアミューズによるアイドルグループ・さくら学院からできたユニットだが、ヘヴィメタルサウンドに乗せて突き抜けるようなボーカルの凄さから「アイドルなのか?」とカテゴリ分けに戸惑う声も聞かれる。2月7日の『ミュージックステーション』では強力なサポートバンド“神バンド”を従えて、詰め掛けたファンを前に短時間ながら“BABYMETALワールド”を作り出した。『BABYMETAL(BABYMETAL_JAPAN) ツイッター』によると“神バンド”のベーシストBOH(元BINECKS)などはスキンヘッドに「Mステ仕様」のペインティングをして気合をいれたという。

この日は、昨年1月9日にリリースしたメジャーデビューシングル『イジメ、ダメ、ゼッタイ』を披露したが、歌の前にボーカルのSU-METAL(スゥメタル・中元すず香・高1)から「キツネサインとダメジャンプ」で盛り上がるのが定番だと説明があった。

ステージではスクリーム担当のYUIMETAL(ユイメタル・水野由結・中2)とMOAMETAL(モアメタル・菊地最愛・中2)がステージ狭しと走り回りながら、歌詞の「イジメ(ダメ!)」では3人でキツネサインで×マークを作ると、ひしめき合うように集まったファン達が「ダメ!」と叫びながらジャンプする。これが「ダメジャンプ」である。

重厚なバンドの演奏と「イジメ、ダメ!」と歌うSU-METALの強烈なボーカル。速いテンポだがぴったりとあった3人のダンス。そして息のあったファンのノリからはBABYMETALがライブで実力を培ってきたことが想像できる。

ツイッターでは彼女たちを初めて見た視聴者から「MステのBABYMETAL見たけどあれ生歌とかもうアイドルを超えてる」、「Voの子が歌上手い。んで、皆、手が小さい」といった感想がつぶやかれており、やはりボーカルの印象は強烈だったようだ。

BABYMETALを知る者からは「すず香の歌は聞いたことあったけど、声が少し大人っぽくなってうまくなってる!」、「すぅちゃんの歌唱力はこんなもんじゃない。だいぶ抑えてる」といったつぶやきもあった。

そんな中で「BABYMETALを見て危機感を覚えたのが指原莉乃」という指摘があった。BABYMETALが歌い始める前と歌い終えた際に、ひな壇の最前列に座るAKB48メンバーの姿が映し出されたが、大島優子や渡辺麻友など全員がキツネサインをして叫んだり、笑顔で声援を送っていた。

ところが、指原莉乃だけは表情が硬く、目線もうつむきがちだったことからAKB48ファンのサイトで「MステでBABYMETALを見て危機感を覚えたのが指原莉乃だけの件」と話題になったものだ。ネット上での「BABYMETALの歌唱力がハンパない」といった反響からして、アイドルグループに詳しい指原莉乃が「新勢力の登場に危機感を覚えた」と考えられなくはない。

実は、彼女がこの日の『指原莉乃 Google+』で「エムステ途中で緊急移動! どうにかこうにか長崎へ…」と伝えている。翌日、8日に長崎ブリックホールで開催される『HKT48九州7県ツアー~可愛い子には旅をさせよ~』のために時間に追われていたようだ。それが気になってBABYMETALを見ても、盛り上がる余裕が無かったというのが、どうやら真相と思われる。

※画像はYouTubeのスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)