「ボン・ジョヴィをシャウトし、MAXを踊り、仕事でストレスを発散している」と笑顔で語ったお笑い芸人・椿鬼奴。渋谷生まれの代官山育ち。英語にピアノを習い、桐蔭学園、清泉女子大に進み学生時代は絵に描いたようなお嬢様だった椿。しかし父親の借金から自宅売却、両親の離婚、アルバイトをしながら大学を卒業するなど、数々の苦労を味わった人生経験豊富な持ち主でもある。そんな椿鬼奴が、人生の先生としてイベントに登壇した。卒業を間近に控えた学生たちを前に先生“椿鬼奴”のトークが繰り広げられた。
23日、東京・銀座にて映画『偉大なる、しゅららぼん』卒業の思い出を作ろう試写会!!イベントが開催され、この春高校を卒業する女優の大野いとと先生役として椿鬼奴が登壇した。学生時代、教育実習も経験した椿だが、「教員免許の取得の仕方が分からない」とそのまま放置し取得に至っていないというから驚きである。そんな椿も昔を思い出し、大野と思い出話に花を咲かせた。
学生時代の一番の思い出は?という司会者からの質問に、椿は悔しい思い出として“肉まん事件”を語った。厳しい校則のもと学校生活を送っていた椿は、肉まん1つを買い食いしたところ地元の住人に通報され、お店に先生が車で乗り付けて捕まえられたという。のちに「肉まんを食べてすみません」と反省文を書いたことが悔しく、住民の冷たさ、先生の機動力が忘れられないと振り返った。
ここ2年が勝負と占い師に言われ、“あと1年しかない”と明かした椿は、「今年こそ結婚しようかな。秋口には結婚して年末には大島美幸ちゃんと同じ妊活か産休に入るつもりで、急ピッチで行きます!」と婚活宣言をして会場を沸かせた。また、会場に集まった中学3年生、高校3年生には「学生時代は色々なことをやっておいた方が、後のエピソードトークとして大変重宝します」と人生の先生として椿らしいアドバイスを送った。きっと何人かの学生の心には椿の言葉が響いたことであろう。
摩訶不思議×奇想天外。日本の中心に位置する琵琶湖で起こる《パワースポット・アドベンチャー》が動き出す。琵琶湖から授かった特別な力を操る、日出家と棗(なつめ)家。琵琶湖を黒く染めたその争いは、平成の世、末裔たちによって今も石走の町で続いている!
映画『偉大なる、しゅららぼん』は、3月8日(土)全国ロードショー。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)