ミュージシャンの井上ヨシマサが、Google+で大島優子の卒業発表に言及してオリジナル曲を動画で披露した。短いシンプルな楽曲だが、それだけにダイレクトに胸に響くものがある。“ぐぐたす民”と呼ばれるAKB48ファンのGoogle+ユーザーからも、「感動した」、「シングルにして欲しい」というコメントが寄せられている。
シンガーソングライターで作曲・編曲も手がける井上ヨシマサは2007年にリリースされたAKB48のメジャー2作目となるシングル『制服が邪魔をする』をはじめ、『大声ダイヤモンド』から『RIVER』、『Beginner』、『Everyday、カチューシャ』そして『真夏のSounds good !』など数々の楽曲に関わっている。
Google+上では、ぐぐたす民から秋元康が“やすす”と呼ばれるのに対して、彼は“よすす”と呼ばれる。2014年1月7日の17時過ぎに、『井上ヨシマサ Google+』でよすすからぐぐたす民へメッセージが伝えられた。
「卒業はある日突然耳に入ってくる けど 当人は 悩んで悩んで 決めてるんだよね きっと」とは、昨年大晦日に紅白で卒業を発表した大島優子のことに他ならない。
よすすの周辺でも、彼女の卒業にショックを受けて「正月 飯も食えなかった」などの影響が出た者がいたという。「彼女は あんな性格だし…Xdayまで 明るく見守りたい」と大島優子の気持ちも考えながら、「これ聞いて 皆 元気出そうよ」とぐぐたす民に歌を贈った。
ピアノの弾き語りで、ポップなメロディーだが絶妙なメランコリーを感じさせる楽曲だ。“やすす”がよく口にするという言葉を伝えて、大島の卒業を応援する歌詞となっている。
大島優子に語りかけるかのような歌にしんみりしそうなところで、「さっしーだって悲しんでる」というフレーズになぜかホッとさせられる。歌はAKB48とファンとして歩いてきた日々を振り返り、「僕らの青春だった」と結ばれていた。
この、よすすの歌を動画で聴いたぐぐたす民からは、次々と感想が寄せられている。
「良いこといいはりますね」、「良い言葉と、良いメロディーですね。感動しました」、「サイコー、感動の一言」、「涙がでました」と多くの胸に響いたようだ。「感謝感激感慨感動! シングルのカップリングにしてください」、「大島優子へ最強の卒業ソングを頼む」と願う者もいるが、この楽曲ならば多くのファンも共感するのではないか。
ただし、タイトルの『さっしーだって悲しんでる』については、後々のことを考えると再考しても良さそうである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)