児童養護施設の子供たちへの差別を助長するとの理由で、同局に関係各所から放送中止や抗議文が送られているドラマ『明日、ママがいない』（日本テレビ系）。早々に打ち切りかとも噂される中、ナインティナイン・岡村隆史が『明日ママ』について「ガッツリハマっている」とドラマの感想を明かした。

23日深夜放送のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』（ニッポン放送）にてナインティナイン・岡村隆史が、いま騒動の渦中にあるドラマ『明日、ママがいない』について感想を述べた。

実際にドラマを見たという岡村は、主役の芦田愛菜について「凄いお芝居してる」と絶賛する。また、全国里親会・会長が「こういう思想を植え付けられてしまって（芦田が）かわいそう」と発言していることに対しても、「完璧なお芝居してることを、ほめてやらな」と役者としての芦田愛菜を高く評価した。

またストーリー面でも、岡村は施設の子供が特技を披露するシーンで爽快感を覚えたことや、子供たちに冷たく接する施設長の三上博史のことを「ホンマはええ人の役やと思う」と予測するなど、今後のストーリー展開へ期待を寄せた。

一方で岡村は、脚本監修が野島伸司氏であるためにハッピーエンドには懐疑的だ。確かに過去の野島作品では、スッキリとしたハッピーエンドを迎えた作品は少ない。『明日ママ』はどんなエンディングを迎えるのか。岡村のように最終回まで見てみたい視聴者は多いはずだ。
（TechinsightJapan編集部　佐々木直まる）