出川哲朗が同じリアクション芸人としての盟友である上島竜兵との関係に、このごろ変化が生じていると明かした。かつては上島に対して“ライバル意識”を持っていた出川だったが、最近では上島のことを愛おしく思うようになってきたというのだ。
2013年12月30日に放送された『アメトーーーーーーーーーーク!5時間SP』のコーナー“出川と狩野”の中で、お笑い芸人の出川哲朗が共に“リアクション芸人界”の歴史を作り上げてきた盟友・上島竜兵との関係について語った。勝俣州和から「すべっている時の上島を見る目が優しくなった」と指摘された出川だが、それを裏付けるVTRが流された後に出川本人が口を開いた。出川は以前「(上島が)ライバルというスタンス」でバラエティ番組に臨んでいたが、最近では上島のことを「愛おしくて大好きな人だから心配になっちゃう」ようになったと心境の変化について明かしたのだ。
また、29日に放送された『うわっ!ダマされた大賞2013年末4時間SP』では、上島と出川は2人でどれだけ強風に耐えることができるのかというドッキリ企画に挑戦した。その時に見せた2人のリアクションはそれほど派手なものでなかったが、その後の展開は長年“リアクション芸”を磨いてきた彼らだからこそできるものとなっていた。さらには出川の差し歯が泥の中に落下するというオマケつきで、番組MCの内村光良をはじめスタジオの爆笑を誘う内容であった。
今年は上島が53歳、出川は50歳を迎える。先日のラジオ番組でナインティナインの岡村隆史が心配したように、“リアクション芸”を牽引してきた芸人の高齢化が進んでいる。体を張る仕事を上島と一緒にいつも最前線でやってきた出川だからこそ、50歳を過ぎた上島が未だにリアクション芸をしていることの“スゴさ”と“体力的なツラさ”の両面を理解することができるのだろう。長い間“リアクション芸”を共に追及していく中で、芽生えてきた上島竜兵への思いをこの日、出川哲朗はまっすぐな言葉で表現していたのだ。
(TechinsightJapan編集部 TORA)