エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】ワン・ダイレクションが“AKB48じゃんけん大会”にびっくり。「勝ったらCDが出せるの?」

UK発の音楽グループ、ワン・ダイレクションがNHKの音楽番組『MUSIC JAPAN』に英国・ロンドンからVTRで出演した。ロンドンのスタジオでMCを務めたのはAKB48の平田梨奈である。彼女がAKB48のじゃんけん大会について説明したところ、ワン・ダイレクションの5人が「すげー!」と目を丸くして驚いた。

日本でも人気のあるワン・ダイレクション(1D)はイギリス及びアイルランド出身の男性5人で結成されたグループだ。1月16日の『MUSIC JAPAN』では“ONE DIRECTION大特集”を組んで、彼らのいるロンドンで収録した映像が放送された。MJロンドン特派員として全て英語で彼らとやり取りしたのが、AKB48の“ひらりー”こと平田梨奈だった。

ひらりーがAKB48の『恋するフォーチュンクッキー』の振付け“おにぎりダンス”を披露すると、1Dの5人も「テレビで見たことがある」とやってくれた。リアム・ペインは「僕のおにぎり、投げちゃったよ!」と、握っていたおにぎりを放り投げる振りをしてジョークを飛ばす。

この日は、スタジオの左にひらりーが座り、ハリー・スタイルズ(19)、リアム・ペイン(20)、ゼイン・マリク(21)、ナイル・ホーラン(20)、ルイ・トムリンソン(22)の順に腰掛けていたが、ジョークやおしゃべりでとにかく賑やかだ。

だが、必要なところではきちんと話してくれた。人気が出て困ったことについて問われると、リアムは「ツアーに出るのは、家族や友達と長い間離れないといけないので大変かな」と真面目に答えるが、「ママ! 日本でこの番組を見てくれてる?」とジョークも忘れない。

1Dはこれまでも『ミュージックステーション』など日本の音楽番組に出演しているが、今回は長時間のトークに加えてゲームまで行うことに。その上パフォーマンスも、日本のテレビで初公開となる『What Makes You Beautiful』をはじめ『Story of My Life』、『Best Song Ever』を披露した。

ひらりーが「ストップウォッチを見ずに10秒で止める」ゲームを説明すると、おしゃべりでざわつく中でハリーが「誰が10秒に近いかを競うんだね」とまとめて、最年少ながらしっかりした一面を見せている。ゲームではそのハリーが優勝して、日本の“侍”の漢字が入ったTシャツをプレゼントされた。彼は「サムライに憧れたことがあるんだ」と喜んでおり、メンバーによるとハリーは映画『ラストサムライ』を観てから興味を持ったという。

2つ目のゲームでじゃんけんをする際に、ひらりーがAKB48のじゃんけん大会について説明した。「私はそれで3位になったんです」と彼女が明かすと、1Dの5人から大きな拍手が起きる。じゃんけん大会の規模や雰囲気は伝わったようだ。ハリーから「優勝すると何かいいことがあるの?」と質問されて、「優勝者がメインになってCDを出せるんです」と彼女が答えると「ワオ!」、「スゲー!」と全員が口を開けて驚いた。ルイは「じゃんけんに勝ってCDが出せるのか? 僕も参加したい!」とかなり興味を持っていた。

じゃんけんはAKB48のじゃんけん大会に倣って、「オー!」「オー!」「オー!」と掛け声をかけながら行った。すると、ハリーが早出しをした上に“パー”ではなく火が燃えるような形を作り「炎はいつでも勝つんだ!」とふざけたのだ。もう一度、掛け声からやり直すと、今度はハリーが「スナイパーだ!」とライフルを撃つ素振りをして、メンバーからも「何やってるんだよ!」と呆れられてしまう。結局、彼は失格となり優勝したナイルは高々と両腕をあげてガッツポーズを見せていた。

1Dがこのように様々な表情を見せた企画は、少なくとも日本では初めてではないか。それというのも、彼らの素に近い魅力を引き出したひらりーの進行によるところが大きいだろう。

彼女は放送後に『平田梨奈 Google+』の動画で、「凄い緊張したけど、MCをうまく回せたかなと思っています」と感想を語っている。また、「まだ15歳という年齢なので、できないお仕事も多いですが、4月からは高校生になるのでこれからもっと英語を生かしたお仕事ができるといいな」と意欲を見せていた。

ファンからも「MJ見てたら、ひらりーめっちゃカッコいい! ワン・ダイレクション相手に何もビビってないし」といった感想が寄せられている。今回の『MJ』では、1Dと共に平田梨奈も大いにアピールできたようだ。

※画像は『ワン・ダイレクション onedirection Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)