イリュージョンと言えばこの方、プリンセス天功。そして、英語が話せず英検5級に落ちた過去を持つ日本語ペラペラのアントニー(マテンロウ)、同じく英語は全くダメ、特技は相撲という植野行雄(デニス)が新春イベントに登壇した。
8日、シルベスター・スタローン×アーノルド・シュワルツェネッガーW主演で話題の映画『大脱出』の公開記念イベントが東京・六本木で行われ、イリュージョニストのプリンセス天功がスパイクからの「大脱出」を見事に成功させた。映画にちなみ真っ黒な看守役のコスプレで登場したアントニーと植野行雄は、登壇前のトイレで外国人に驚かれたと明かした。
アントニーと植野行雄は、お互いコンビを組む相手は違うものの、英語がダメな残念なハーフ芸人として2人一緒に声がかかることが多いようである。ハーフと言えば、JOYやウエンツ瑛士、ダレノガレ明美と綺麗どころをあげられるが、「我々は残念なハーフ」と自虐的。「とにかくテレビに出たい! 英語を覚えたい」と今年の目標を大きな声で宣言したアントニー。一方の植野は大阪出身だけにコテコテな関西弁で、「この顔なので飽きられないようにテレビに出て(職務質問をうけないですむくらい)有名になって日本で過ごしやすくなりたい」と強く語り、笑いを誘った。
「よしもとではプリンセス天功より先輩」と豪語した2人だったが、イリュージョンのあと天功の前では大きな体を小さくして「天功先輩」と低姿勢。映画にちなみ“大脱出”を成功させた天功に「大脱出のスペシャリストとして(今後売れる芸人として現状から)の“大脱出”を成功させるアドバイスはありますか」と報道陣がマイクを向けると、「このままで大ブレイク(必至)だと思います」と太鼓判を捺した。さらに「世界各国で面白がられると思うので、どんどん出て行った方がいい」と、これ以上ないほど褒め上げた。
この嬉しさを、「天功さん今年一押しの芸人!」と自身のツイッターのアカウントに書くと語ったアントニー。今日のアントニーのツイッターはきっと大興奮のツイートになるだろう。今年は、残念なハーフ芸人のアントニーと植野行雄の活躍に注目したい。
海に浮かぶその要塞はつくった者すら破れない。地図にのらない『監獄要塞』で脱獄のプロ、ブレスリン(スタローン)と囚人たちのカリスマ、ロットマイヤー(シュワルツェネッガー)が手に汗握る大脱出を繰り広げる。ロットマイヤーは果たして敵か味方か? “完全”を超えることができるのか?
映画『大脱出』は、1月10日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)