EU発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【EU発!Breaking News】ロンドン消防本部が今年起きた火災の驚くような原因を公表。鳩や犬がからむ例も。

火事の原因は実にさまざま。本人の不注意あるいは認識不足のために起きてしまったもの、そして誰を責めることもできない、運が悪かったとしかいいようのないものも多数起きている。今年も数々の消防活動にあたった英ロンドン消防本部が、そのあたりの真実を明かした。

このほどロンドン消防局の火災事故調査委員会が、2013年に起きた火災の驚くような原因をいくつか抜粋して発表した。発火の危険性があるものを、そうと正しく認識していないために起きた人為的な火災が依然としてなくならない一方で、“鳩が”、“ネズミが”といった文字も見受けられる。今年はこんな珍しい原因で火災が発生していたようだ。

■鳩が火の消えていない煙草をくわえ、煙突に作られていた鳥の巣に落としていった。
■飼い犬が背伸びしてトースターのスイッチを押し、周囲にあった袋に引火。
■10代の少年が初めてのデートの前にスプレー缶のデオドラント剤を使用。その後、スプレーを押しながら興味本位でライターの火を近づけたところ爆発した。
■トイレットペーパーが便器に落ち、電子レンジで乾かしたところレンジが過熱して発火。
■ネズミが冷蔵庫の裏側の基盤部分に入り込み、ショートさせた。

調査委員会のチャーリー・パグズリー氏は英紙『デイリー・ミラー』に、「ちょっとした注意を払っていれば回避できた火災が多い」と話す。例えば布製のものを乾かすなど本来の目的以外に電子レンジを使用すること、そしてキャンドルの火から目を離すことの危険性を特に指摘している。また意外な所では、ガラスのコップや鏡の置き場所に気をつけて欲しいとのこと。太陽の光を反射させ、凸レンズ様になって光を集めることで何かを発火させる可能性があるからだ。

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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)