超人的なバランス感覚の持ち主として知られるノルウェーのEskil Ronningsbakkenさんが、自転車の後ろ向き走行で山を下るという命知らずの冒険に挑戦。そのスリリングな動画が人気を呼んでいる。
世界各地の有名な危険ポイントで空中散歩、逆立ち、自転車乗りをやってのけては拍手喝采を浴びてきたノルウェーのEskil Ronningsbakkenさん。その感動的なバランス感覚と怖いものなしの精神力には、「もはや超人」と驚くばかりである。
Eskilさんは11月にノルウェーのトロルスティーゲンという勾配10%の山岳道路を自転車で下った。普通のことはやらないEskilさん。サドルに後ろ向きに腰掛け、首を常に後ろに向けて手でハンドルをさばきながら下山したのである。小雨が降り路面はツルツル。ヘアピンカーブが続き、車とすれ違いながら時には時速80kmものスピードが出てしまうが、彼はまるでそれを楽しんでいるかのよう。相変わらずの命知らずな男であった。
こちらは(上の画像はそのスクリーンショット)は先月15日にEskilさんがYouTubeで紹介したその時の動画で、再生回数は32万回を超す勢いだ。肉体ばかりか精神面を鍛えることが大切だという彼は、最近では“Eskil禅Ronningsbakken”と名乗っており、今年の春には中国湖南省の高さ330mという吊り橋で、命綱をつけずに身を乗り出してのパフォーマンスを行っている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)