エンタがビタミン

writer : tora

【エンタがビタミン♪】タモリの「おもてなし」と「カーナビ捨てろ事件」。元付き人・岩井ジョニ男が語る。

お笑いコンビ「イワイガワ」の岩井ジョニ男が、かつての師匠タモリと初共演を果たした。岩井は普段は温厚なタモリが激怒した話やタモリの徹底したおもてなし術など、4年半付き人を務めていたからこそ知り得たタモリに関するエピソードを語った。

12月8日放送の『笑っていいとも!増刊号』内のコーナーに、“芸人の中で最もタモリを知っている人物”として「イワイガワ」の岩井ジョニ男が出演した。

タモリに憧れた岩井は、1か月間家に通って「弟子にしてください」とタモリに懇願し続けたという。しかし、「この世界はフィーリングだから」とタモリから言われて断られてしまう。それでもあきらめずに通いつめ「トータル49日」で付き人になることができたと、岩井は改めてそのいきさつを振り返った。

岩井が娘と共にタモリ宅に訪問した時のことだ。タモリは大音量でラテンの音楽をかけて踊ってくれたのだが、その踊りは岩井の娘のトラウマとなり「3日間寝つけなかった」ほど激しいものだったそうだ。また、気に入っていた木が手違いで根元から切られていた時も、「切っちゃったもんは、しょうがない」と言って済ませるほど普段は温厚なタモリだが、カーナビの案内が遅かったために道を間違えた岩井を「ナビなんか捨てちまえ」と大声で怒鳴ったことがあった。

先日の香取慎吾とのトークでも明かされたようにタモリは来客に対してお茶目な“おもてなし”をすることで有名だが、それは付き人の子どもが相手でも惜しまず披露されるようだ。

この日初めてテレビで共演した2人だったが、岩井の一発ギャグには「お前全然変わってないな」とツッコミを入れ、岩井が付き人時代の話をしている時には相づちを打ちながらほほえましく見つめるタモリは、“やさしい師匠の顔”をサングラス越しにのぞかせていた。
(TechinsightJapan編集部 TORA)