『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻(こう)ノ篇』で主演している戸田恵梨香と加瀬亮が、テレビ番組で『SPEC』シリーズに出演した俳優たちの環境に変化が起きていることを明かした。また、ベテラン俳優の竜雷太は同シリーズに出演して学ぶところが多かったことを振り返っている。
ドラマや映画で人気の『SPEC』シリーズも現在公開中の『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻(こう)ノ篇』でついに終わりを迎えそうだ。11月30日の『王様のブランチ』に出演した当麻紗綾役の戸田恵梨香と瀬文焚流役の加瀬亮が、『SPEC』シリーズでSPEC HOLDERを演じた俳優たちのその後を語った。
2人は最終章の撮影で、これまで共演したいわゆる“SPEC俳優”と再会したことから彼らの環境に変化が起きていることを知る。
戸田恵梨香は予知能力を持つ占い師・冷泉俊明を演じた田中哲司から、「最近よく『あっ、ラミパスだ』と声をかけられるようになった」と言われたそうだ。冷泉はSPECを使う際にレモンをかじりながら「ラミパス ラミパス ルルルルル~」と唱える。そのイメージが定着して、彼を見かけると「ラミパス」と呼ばれるようになったのだろう。
また、加瀬亮は警察病院の医師で「相手に病を処方する」SPECの持ち主・海野亮太役の安田顕が気になるという。どんなに真面目な顔をしても「どこかいかがわしい感じがする」ようになってしまったのだ。『SPEC』で共演した後に加瀬は安田と別のドラマで一緒になったが、「シリアスな場面であの顔を見ると、つい吹きだしそうになる」と苦笑していた。
SPEC HOLDERではないが、『SPEC』シリーズに最初から関わってきた未詳事件特別対策係係長役の竜雷太は「野々村係長を演じて『こんなに大きな振り幅でも良いんだ!』ということが分かった」と感慨深げに振り返った。ベテラン俳優の彼も、この作品では今まで経験しなかった演技を引き出されたのである。
他にも環境に変化があった“SPEC俳優”がいる。“サトリン”こと女性占い師・サトリを演じた真野恵里菜は、『真野恵里菜オフィシャルブログ「きまぐれでいず」』で12月4日に「初めてだぁー」と福田沙紀と一緒に出かけたことを明かしている。「展示会に連れてってもらいましたっ。カフェでお茶もできて嬉しかったなぁー」と感激していた。
一方の福田沙紀も『福田沙紀オフィシャルブログ』で、「初デート」と題して「今日は可愛い天使ちゃんとお出かけ」と真野恵里菜と2人だけで出かけるのは初めてと伝えている。福田沙紀も、触れた人や物に関する映像を読み取るSPECを持つ志村美鈴を演じた。2人が以前より親しくなったのも“SPEC俳優”の縁からだろう。
その福田沙紀には“激太り”や“テレビから消えた”などの噂が立ち、それも“SPEC“に出演したことが影響しているのではないかという説まで流れている。“SPEC俳優”には良くも悪くもこうした環境の変化が起きているようだ。
※画像は『真野恵里菜オフィシャルブログ「きまぐれでいず」』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)