12月25日の夜に生放送された『笑っていいとも!ラストクリスマス特大号』の“ものまね紅白歌合戦”でSMAPの草なぎ剛と香取慎吾がご当地キャラに扮した姿が話題となっている。2人はこれまでも同歌合戦でアイドルとは思えぬものまねを披露してきたが、今回は最後の年末特大号だけに相当気合が入っていたようだ。
国民的人気番組『笑っていいとも!』が2014年の3月いっぱいで終了するため、年末恒例の特大号もこの日、2013年12月25日で最後となった。冒頭でいつものように神父の姿で登場したタモリは、そのモデルが「中学生時代に通った教会の神父さん」だと明かしている。彼の神父姿もこれで見納めだと思うと寂しいものだ。
最大の見せ場といえばレギュラー陣による“ものまね紅白歌合戦”だが、この日は全体に気合の入り方が違っていた。ツイッターでも「今年のいいともの“ものまね歌合戦”は、史上最強かもしれない」という感想がつぶやかれている。
中でも話題となっているのが草なぎ剛の“ふなっしー”と香取慎吾の“ちっちゃいおっさん”だ。どちらも、同番組のレギュラー放送でも登場したことのある非公認ご当地キャラである。
ご当地キャラのかぶりものをするのではなく、衣装とメイクで“ふなっしー”と“ちっちゃいおっさん”に成りきった姿はまるで実写版のようだ。セリフと歌は本人(ふなっしーとちっちゃいおっさん)がアフレコしており、SMAPの楽曲『Joy!!』が始まると本物も登場して一緒に歌を披露した。
草なぎ剛にいたっては激しい動きで息が切れてしまい、歌もしっかり歌えないほどだった。「ふなっしーの動き辛い! 尋常じゃないよ、これっ!!」と訴えるとふなっしーが肩を叩きながら心配していた。
このパフォーマンスには「(同コーナーの)オープニングが、草なぎ君と香取君っていうのも凄すぎ…」、「SMAP草なぎ君のリアルふなっしーと共にヒャッハー!」、「DVDにしたいレベルに最高だった! 慎吾君、草なぎ君ありがとう~」といった感想から「草なぎの動きが中途半端」というものまでつぶやかれており、視聴者の受け止め方も様々だ。
だが、出演したふなっしーは満足できたようである。『ふなっしー@funassyi(ツイッター)』でふなっしーも「おもしろすぎるなっしー」、「ヤバス!」と興奮気味につぶやいている。
タモリは今回の“ものまね紅白歌合戦”について「今日はハズレがなかったんじゃないか?」と全体的にレベルが高かったと評価している。レギュラー陣も最後の“ものまね紅白歌合戦”でタモリからそうした言葉をもらえて嬉しそうだった。
ちなみにふなっしーとちっちゃいおっさんは番組終了まで残っており、記念すべき最後の『いいとも!年末特大号』のエンディングを経験した。その上に、松任谷由実のものまねをしたベッキーが『becky_dayo Instagram』で「ちっさいおっさんとふなっしーとべきっしー」とスリーショットを公開している。2人(2体?)にも良い思い出となったようだ。
※画像は、『ベッキー becky_dayo Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)