俳優の尾美としのりが、珍しく自身の私生活について語った。笑福亭鶴瓶から妻との馴れ初めを明かされた尾美は、赤面しながらも結婚までのいきさつを口にした。また自身の休日の暮らしぶりや現在のマイブームなどについても明かした。
尾美としのりが12月13日放送の『A-Studio』にゲスト出演した。尾美が(尾美の)妻と付き合い始めたきっかけについて、MCの笑福亭鶴瓶が「俳優の柄本明と(尾美と尾美の妻の)3人で飲みに行った時のエピソード」を披露した。これには尾美も「これテレビで放送されるんですか?」と赤面していたが、当時は友人関係だった(尾美と尾美の妻の)2人のことを柄本が恋人だと勘違いしていたことで本当に交際へと発展したという。
また尾美は「マイブームは水泳」であることや「休日には妻が参加しているママさんバレーの球拾いを手伝っている」ことなどこれまであまり明かされなかった私生活についても触れた。そんな尾美は先日、町内運動会のリレーに出場した際に肉離れを起こしてしまったのだが、なんとその場にはウエンツ瑛士もいたそうだ。ウエンツも走る種目に出場したが、激走の末にゴール間際に滑り込んだために血だらけになってしまったという。町内の運動会にしてはあまりに豪華な顔ぶれに、鶴瓶も「どんな町内や」と驚いていた。
先日『スタジオパークからこんにちは』に登場した時に尾美は“俳優業を続ける上での苦悩”について告白していたが、この日の放送では“結婚までのいきさつ”や“休日の過ごし方”などのプライベートなことまで積極的に話していた。それらの話から浮かび上がったのは、『あまちゃん』同様“やさしい夫としての顔”だった。鶴瓶が度々口にしているように、芸能界は「人気を継続するのが難しい」世界である。そんな厳しい環境の中で尾美は子役時代から地道にキャリアを重ね、ドラマや映画に欠かせない名俳優として今でも活躍している。仕事と私生活という“オンとオフの切り替え”を上手くすることで、35年もの間俳優としての活動を持続することができているのだろう。
(TechinsightJapan編集部 TORA)