『THE MANZAI 2013』で優勝を果たしたお笑いコンビ・ウーマンラッシュアワー。ボケ担当の村本大輔と南海キャンディーズ・山里亮太は、NSCで同期である。その山里が今後、ウーマンラッシュアワーがバラエティー番組に出演した際の“トーク力”について分析した。
『THE MANZAI 2013』で優勝したウーマンラッシュアワーは、持ち前のクズキャラで相方を早口で責め倒すSキャラの村本大輔に対し、ツッコミ担当・中川パラダイスがひたすらトークのパンチを受けていくという漫才スタイルをとる。特にボケの村本は、すでにピンで『有吉ジャポン』などに出演しており、知名度からもウーマンの“じゃない方芸人”は中川ということになるだろう。しかし、村本と同期の南海キャンディーズ・山里亮太は、今後のウーマンについて独自の見解を口にした。
18日深夜放送の『JUNK 山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ)で、山里は『THE MANZAI 2013』に触れた。ウーマンの今回のネタについて、「漫才でのキャラとバラエティーに出た時のキャラのギャップを極力少なくしたネタ作りを意識している」と分析した山里。披露されたどのネタの中でも、村本は自身のSキャラやクズキャラを前面に押し出していた。そして番組の作り手はこのキャラのままで出演する様子が想像できるので、出演オファーがしやすいということのようだ。「ウーマンはTHE MANZAIで終わる気がない漫才をしている」と山里は絶賛する。
また、ボケの村本の方がクズエピソードが豊富にあることで知られているが、実は相方の中川の方が“壮絶な過去”からのクズエピソードが多くあるそうだ。今後、中川のクズキャラも披露されていくことだろう。
『THE MANZAI 2013』の優勝賞品は、フジテレビの新番組へのレギュラー権である。そして過去の優勝者であるパンクブーブーやハマカーンが賞品として得た“賞品番組”はどちらも半年で終了している。ウーマンもこの“賞品番組”が終了してからが、本当の腕の見せ所であろう。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)