歌手やタレントとして活躍するmisonoが、深夜のバラエティ番組で「30歳で引退したい」と明かした。彼女は以前にも別の番組でその件を口にしたことがあるが、今回は事務所のエイベックスにも伝えていることを証言している。芸能界以外でも通用することを試したいという彼女は、「まず、キャバ嬢をやりたい」と夢を語るのだが。
今年の6月、NHKの番組に出演したmisonoが「引退する」と宣言して話題になったことがある。その彼女が12月17日の深夜に放送された『今夜くらべてみました』の中で再び、引退を宣言した。
「前から30歳になったら引退すると決めていた」というmisonoは、「言わないと引退させてくれないから」と番組で公言する理由を明かす。所属事務所のエイベックス・エンタテインメントにもすでに打診しているようだ。
しかし、事務所からは「misonoは芸能界でしかやっていけない」と相手にされない。その悔しさも手伝って、引退宣言で本気を表すのだ。芸能界以外でもやっていけることを見せてやりたいという彼女は、「まず、一発目にキャバ嬢をやろうと思う」と計画を語った。
芸能界でナンバーワンになるのは無理だと感じたmisonoは、「何かの世界でナンバーワンになってみたい」とキャバ嬢を選んだという。それを聞いたMCの後藤輝基(フットボールアワー)が、「自分のことを言いたい人はキャバ嬢になれない。聞き上手でないと…」と言い聞かせる。
misonoはそれでも、「もし自分にあっていなくても、一回芸能界を引退して挑戦したい」と意志を伝えて「幸せって何だろう?」と考え込んだ。
一時は、あの沖縄アクターズスクールでトップ集団の実力を持ち、バンド・day after tomorrowとしてデビューしたmisonoだが、バンドも2005年に活動を休止したままだ。本業の歌手としてもヒットに恵まれず、タレントとしても一時期の勢いは無い。
以前から30歳で引退を考えていたということも本当だろう。来年の10月13日に30歳の誕生日を迎える彼女だが、2014年は引退を賭けた勝負の年となりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)