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writer : tora

【エンタがビタミン♪】堺雅人の温かい一言に松村邦洋が感激。「セリフが多くてご迷惑をお掛けしてませんか?」

松村邦洋が俳優・堺雅人に会った時のエピソードを披露した。最近ドラマ『半沢直樹』での堺のモノマネをしている松村だが、先日フジテレビの廊下でばったり堺と対面し温かい言葉を掛けてもらったのだという。

松村邦洋は12月16日放送の『ストライクTV』の「モノマネ芸人はつらいよSP」にゲスト出演した。ビートたけしや西田敏行などクオリティの高い持ちネタがある松村だが、根底には「モノマネっていうのは(モノマネされる)相手に失礼なことをやっている」という気持ちがあると語った。そこで松村はモノマネする相手に「お中元とお歳暮を必ず贈る」。そうするとモノマネされる相手が自分のモノマネに言動を合わせてくれることがあるという。

また松村はモノマネしたい人を見つけるとその人のセリフをすべて書き起こしてから音を消したビデオに合わせて一日中練習する。爆笑問題の太田光も「松村君は練習の鬼ですから」と称するほど徹底したネタ作りをしているのだ。

そんな松村は最近『半沢直樹』での堺雅人をモノマネしているが、堺本人の許可なくマネをしていた。ところが先日フジテレビの廊下で松村は堺とばったり鉢合わせしてしまったのだ。だが、堺から「モノマネするとき、セリフが多くてご迷惑をお掛けしてませんか?」と温かい言葉をもらったのだと松村は話した。嬉しくなった松村は同じく『半沢直樹』でオネエ口調の役を演じた片岡愛之助のモノマネも堺の前で披露したそうで、堺から「なかなか似てますね」とのお墨付きをもらったと明かした。

先日ゲストとして登場した『ライオンのごきげんよう』でも松村は堺の優しさについて語っていた。今年の4月に女優の菅野美穂と結婚した堺だが、その際に松村はお祝いとして小さな花を贈った。するとお返しとして堺から大量の宮崎牛が松村のもとに贈られてきたそうで、まさに“倍返し”されたとのことだ。

松村はドラマや映画の名場面を完全コピーして再現することから、その記憶力とモノマネのレベルの高さに多くの人が舌を巻いている。そんな“天才モノマネ師”松村邦洋を作り上げたのは、モノマネ相手に対する謙虚な態度と徹底した努力のようだ。それらと松村の人柄がモノマネにもにじみ出ているがゆえに、堺雅人からも優しく受け入れられたのだろう。
(TechinsightJapan編集部 TORA)