前田敦子がAKB48を卒業してから1年以上が過ぎた。これまで彼女が卒業した理由について様々な憶測されているが、前田自身がテレビ番組で「卒業を決意したキッカケ」を明かした。女優活動も順調に進みふっきれたのか、具体的な名前も挙げて語っている。
主演映画『もらとりあむタマ子』が公開中の女優・前田敦子が、11月30日放送の『王様のブランチ』で“買い物の達人”コーナーに出演した。その中で彼女は、昨年8月26日に行われたAKB48東京ドーム公演最終日での卒業セレモニーを振り返った。
ゴンドラで会場を1周する間は寂しくもあり何とも表現できない気持ちだった。「衣装さんが卒業する私のために“新しいところに旅立つ”ことを考えて作ってくれた特別なドレスだったので、ウエディングドレスを着ているような気持ちになった」という。
前田が卒業を発表したのはその年の3月25日、AKB48『業務連絡。頼むぞ、片山部長! inさいたまスーパーアリーナ』公演の3日目だった。番組リポーターから「なぜ卒業を決意したのか?」と問われると、前田敦子は冷静に語りはじめた。
AKB48時代から女優としても活動していた彼女は、「憧れの監督と会ったときに、そこにいるみんながすごく羨ましく思えたことが大きなきっかけになった」と明かす。その監督とは映画『苦役列車』の山下敦弘監督だ。
前田は「女優を続けていたらいつか絶対に作品に出たいと思っていた監督。もともと大好きで、邦画の中では一番好きな監督だとハッキリ言うことができる」と山下監督について語った。
その山下監督の『苦役列車』で桜井康子役を演じた前田敦子は、今また山下監督による映画『もらとりあむタマ子』で主演を務めている。AKB48時代に出会った憧れの監督が卒業を決意させ、彼女を女優として成長させてくれたのだ。
※画像は、『前田敦子 atsuko_potts Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)