今月40歳になったばかりのSMAP・稲垣吾郎が、若い頃の自分を振り返った。20代30代の頃は周りの人達に「全く感謝していなかった」と反省した稲垣だったが、最近は俳優として役の取り組み方にも変化が生じてきたと明かした。
12月10日放送の『大竹まことゴールデンラジオ!』(文化放送)内のコーナー「大竹メインディッシュ」にSMAPの稲垣吾郎がゲスト出演した。12月8日に40歳の誕生日を迎えたばかりの稲垣だが「40歳になるとは思っていなかったですねぇ…。不思議な感じがします」と素直な感想を口にした。20代30代のときの自らの人との接し方を「ダメだった」と分析する稲垣。最近になり、これに変化が生じたようで「周りに助けられてきたんだな」と周囲の人達に心から感謝の気持ちを持つようになったという。
俳優業においても「現場に行けば何とかなる」という“雑な考え方”を若い頃は持っていたが、「『やり直せるならこうすれば良かった』と思うことが多い」と話した。ドラマや映画などで“潔癖症”や“おたく”などのクセのある役どころを演じることが多い稲垣だが「実際はもうちょっとナチュラルな人間」だと自己分析する。と同時に「年齢と共に役柄の幅も広がってくるのはいいこと」と俳優としての手応えも感じているようだ。
以前、美輪明宏から「“賢い生き方”をしている」と評価された稲垣吾郎。不惑の年を迎えた今、SMAPとしての活動はもちろんのこと、自らの演技で勝負する俳優業にもさらに良い欲が出てきたようだ。周りに対する心配りも体得し、演じる役どころについても一層真摯に向き合えるようになった稲垣が今まで以上に役者としての幅を広げていくことを楽しみにしたい。
(TechinsightJapan編集部 TORA)