エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】ノブコブ吉村は反面教師? 「大声でごまかす」芸風になりたくない、ジャンポケ斉藤。

12月3日に発表された「よしもとオシャレ芸人ランキング2013」で“ダサイ芸人”1位に輝いたのは、お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二(31)だった。今年の斉藤はメディアに単独で扱われることが多くなったのだが、世間は自分をどのような芸風だと認識されているのかが非常に気になっているらしい。

12月2日深夜放送の『ギリギリくりぃむ企画工場』(テレビ朝日)に単独出演した、ジャングルポケットの斉藤慎二。フリートークは苦手だと自ら認めつつ、トークテーマである“まいったなぁ話”を緊張の表情で披露していた。

幼少時代から野球に打ち込み、家庭では教師を務める母親に厳しくしつけられたという斉藤。彼は母親の教育方針で、スーパーの売り場に並んでいるようなお菓子を一切与えらずに育った。その反動なのか、ひとり暮らしを始めるとお菓子を積極的に食べるようになり、気が付けば常に100種類ほどのお菓子を常備するようになってしまったのだ。お菓子の食べ過ぎなのか、吉本の養成所時代より15キロも太ってしまったという。特に好むのはポテトチップスと、チョコレートがコーティングされたようなクッキー。普段の食事は減らしていないようなので、年齢を考えると体型と共に健康面も心配な食生活である。

「自分の芸風は大声を張り上げること」だとする斉藤は、単独ライブでも終わりまでテンションが高いまま突っ走るそうだ。だが濃い容貌の彼がスタートからMAXの興奮状態では、いくらジャングルポケットのファンでも30分もすればウンザリしたような表情になるらしい。斉藤曰く「ずっとステーキを食べている状態」の2時間のステージは、観客もお腹いっぱいで苦しいのであろう。

周りからも、“動きと喋りと顔で笑いをとるタイプ”だと言われる。すると斉藤の頭には、吉本の先輩であるパンサーの尾形貴弘(36)や、平成ノブシコブシの吉村崇(33)の顔が浮かぶそうだ。2人の“面白いことは言えないが大声でカバーする芸風”と、自分は同じラインなのかと不安な顔を見せていた。

10月に放送された深夜のあるバラエティ番組で、男性のナレーションの声が魅力的で喋りも上手だったので名前を確認したところ、斉藤だったことがある。彼自身は声の仕事にも可能性がありそうだが、まずはジャングルポケットの活躍の場を広げるためにフリートークの腕を磨くことが先決だろうか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)