木村拓哉の主演ドラマ・日曜劇場『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』がいよいよ佳境に入った。前回の放送では天才物理学者・沫嶋黎士(木村拓哉)の妹・沫嶋七瀬(大島優子)がヒロインの安堂麻陽(柴咲コウ)を絞め殺そうとする場面があり、大島優子ファンを驚かせた。ところが今回はその大島が、さらにすさまじいシーンを熱演したのだ。
12月8日放送の第9話では沫嶋七瀬がさらに暴走する。詳細は避けるが、番組ホームページのあらすじの範囲を超えない程度で触れると、彼女は解離性同一性障害(多重人格障害)と診断されて強制入院させられてしまう。これまでの一般生活を送ってきた沫嶋七瀬とは別に、兄をも超える天才学者・沫嶋レイコが彼女の中に棲んでおり、冷酷無比なレイコがしゃっくりをすると七瀬に戻るらしい。
白い制服を着た美少女アンドロイド(桐谷美玲)が絡んでレイコとなった彼女は病院を抜け出すが、その残虐なシーンは映画『羊たちの沈黙』をほうふつとさせた。病院を抜け出したレイコはさらに暴走して、自身が准教授を務める東京帝國大学の研究室へと向かう。
当初は沫嶋黎士のカワイイ妹役としてアクセント程度の役どころと思われた沫嶋七瀬が、ここにきて重要人物に豹変したのだ。しかも演じる大島優子は公開中の映画『SPEC』でも謎の白い服の女として重要な役割を担っており、その中で見せる“しゃっくり”まで似ている。
ネットでも同ドラマでの大島への注目度が高まっている。AKB48ファンによるサイトでは「今夜ばかりは面白いし演技も良かった。最初からこんな感じの展開だったら…」、「やっぱり演技なら優子が一番だ。見ててワクワクする」、「今回は完全に優子回だった」と好評だ。
ツイッターでは「安堂ロイドの大島優子ってSPECと関係あるのかな」というつぶやきが目立ち、やはり“しゃっくり”に引っかかっているようだ。「今回の安堂ロイドで大島優子はとても難しい役を演じていると思う」、「優子の演技には鬼気迫るものがあった」と今回の彼女の演技はかなり評価が高い。
大島優子ファンも彼女の活躍が楽しみになってきたところだが、『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』番組公式ホームページによると12月15日の放送が最終話となりそうだ。安堂ロイドと沫嶋黎士との関係は、また安堂麻陽とはどうなるのか。復活したサプリ(本田翼)や仲間となった角城(平岡祐太)そして“ラストクイーン”と呼ばれる謎の美少女アンドロイド(桐谷美玲)の行く末も気になる。
※画像は、『小嶋陽菜 nyanchan22 Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)