AKB48の渡辺麻友や川栄李奈ら10名がCGアニメ『マッドボックスゾンビーズ』の声優に挑戦した『MAD BOX ZOMBIES サプライズ!』が公開された。スリープ(ひつじ)役の岩田華怜はGoogle+で「このチャンスを絶対つかまなきゃ!」と燃えている。キュートなアニメとはいえシュールでグロカワな場面もあるが、声優好きなメンバーと共に普段はセリフのないゾンビに新しいキャラクターを吹き込んだ。
『マッドボックスゾンビーズ』は2013年8月2日から9月30日までTOKYO MXで放送されたテレビアニメだ。リスの悪魔系ゾンビ・Lisferリスファーなど動物のゾンビたちが洋館を舞台に繰り広げるドタバタを描いたもので、YouTubeでも配信されている。
本来はセリフがないゾンビたちにAKB48グループのメンバー10名が声を吹き込んだ、スペシャル版ゾンビーズ『MAD BOX ZOMBIES サプライズ!』がYouTubeの『AKB48公式チャンネル』で12月27日から公開されている。
今回、声優に挑戦したメンバーは次の10名だ。
・リスファー(リス):渡辺麻友(AKB48)
・バッファ(バッファロー):中西優香(SKE48)
・ミンチ(ミニブタ):川栄李奈(AKB48)
・ガブ(いぬ):古川愛李(SKE48)
・マミィ(うさぎ):大場美奈(AKB48/SKE48兼任)
・ペロ(ねこ):古畑奈和(SKE48/AKB48兼任)
・スリープ(ひつじ):岩田華怜(AKB48)
・モールド(コアラ):矢方美紀(SKE48)
・ジャック(くま):中村麻里子(AKB48)
・パン(パンダ):岩永亞美(SKE48)
スリープ(ひつじ)役の岩田華怜は『岩田華怜 Google+』で、公開を前にした25日に心境を伝えている。
彼女は2011年12月13日に行われた、テレビアニメ『AKB0048』の声優公開オーディションに合格しており、渡辺麻友と共に主人公役の選抜9人に入った経験がある。声優を務めるのはそれ以来とあって、「このチャンスを絶対つかまなきゃ!という気持ちと共に、また自分の声を生かしたお仕事ができることがすごく嬉しかったです」、「もっともっと声に演技力を付けなくては…」とやる気十分だ。
また、アフレコするキャラクターについても、「スリープは、泣き虫で弱虫な男の子のヒツジゾンビ。可愛すぎて大好きになってしまった。大好きすぎて自分で絵を描いてしまった」というほど気に入っている。
実は、岩田華怜はタレントを母に持ち、俳優の原田大二郎は大叔父にあたる。また、父親が声優の大林隆介と親交があり、本人から仕事についてアドバイスを受けたこともあるのだ。
久々に声優を務めた彼女は「次は少年の役とかやってみたいな」と意欲的だ。芸能関係の環境に恵まれているだけにこれから才能を開花させるかもしれない。
そんな岩田華怜が『マッドボックスゾンビーズ』について「ゾンビのキャラクターたちのお話で、血とか痛々しいシーンが多々ありますが、とっても可愛くて楽しいアニメなので皆さん是非!見てください」とすすめている。グロくて可愛い“グロカワ”さえも苦手という方はご注意を。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)