EU発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【EU発!Breaking News】消防署には連日連夜“ハマッて抜けません”の緊急コール。こんな事例も。(英)

連日連夜、緊急コールによって出動する消防署員たち。呼ばれる理由は急病、事件、事故ばかりではなく、「困っているからちょっと来て」というものも多いそうだ。イングランド・デヴォン州の消防署は様々な事例を公表しているが、そのいくつかが人々の苦笑を誘っている。

マイブームやら流行やら、そういう話ではない。今回は文字通り、“これにハマッて抜けられなくなった”という話題である。痛みに耐えかね、ついに体力も尽きた人々から入る「助けて下さい」という緊急コール。消防署員はそんな人々のために日夜を問わずレスキュー車に乗って出動するのだ。

英デヴォン州エクセターの消防署「Devon & Somerset Fire & Rescue Service」は、公式HPにて地区ごとの火災情報、日々の出動状況、年間の統計などを細かく開示しているが、彼らがここ1年でレスキュー車を緊急出動させた事例について、英紙『デイリー・ミラー』が興味深いものをいくつかピックアップして伝えている。

・風呂イスに座った男性の睾丸がその穴に挟まった。穴はくさび形でどうしても抜けない。

・手錠をかけられた。それを外して欲しい。(この依頼は複数件あり)

・4名が浴室に閉じ込められた。

・ポストから手が抜けなくなった。

・車の座席の下に足が挟まって抜けなくなった。

・玄関ドアの猫用フラップから入ろうとして挟まった。

・8歳女児、自動販売機から手が抜けなくなった。

・木に登ったはいいが下りられなくなった。(この依頼は複数件あり)

・女性の体がトランポリンのスプリング部分に挟まった。

このトランポリンの女性は、「お願い。早く来て」と幾度も電話を寄越したとのこと。署の広報担当者は同紙に、「昨年1年間でこうした救助にかかった経費(人件費は別)は800万円弱でした。皆さんを救うのが使命ですから我々はすぐに駆けつけますが、どうにか工夫すれば自力あるいは周囲の助けで解決出来たような事例が増えているように思われます」と話している。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)