人気エアーバンド・ゴールデンボンバー(金爆)の歌広場淳が、テレビ番組で日本大学芸術学部の卒業生として紹介されたことに触れている。彼は大学時代にほとんど友達がいなかったことを明かすと、最近のある体験とリンクして「筋肉少女帯さんの『蜘蛛の糸』の世界観と全く同じですね」とたとえた。
中高生の頃から勉強ができた歌広場淳は、日本大学芸術学部文芸学科に進んでいる。大学時代にビジュアル系バンドにハマった彼は、頻繁にライブハウスに通っていた。そんなある日、ゴールデンボンバーと出会って加入を希望したことから今の活躍へとつながったのだ。
その歌広場が『ゴールデンボンバー 歌広場淳オフィシャルブログ「セクシーガール ミク○ーボーイ」』で11月5日に、朝の情報番組『めざましテレビ』で彼が日本大学芸術学部の卒業生だと紹介されたことを伝えている。
彼は「在学中にはほとんど全くといっていいほど友達もおらず(一人だけいた)、存在感もほとんどなかった僕ですが、それでもこうやって取り上げられるんだなぁと不思議な気持ちになりました」と明かす。ライブハウスには通ったが、大学では目立たなかったようだ。
ちょうどこの日、歌広場淳は面識も無い複数の人物が彼のことを陰で「あいつ無理」と言っていることを人づてに聞いている。だが彼は「また、このパターンきたー!」と落ち込むどころかハイテンションだった。
そんな自分の存在を「筋肉少女帯さんの『蜘蛛の糸』の世界観と全く同じですね」と表現する歌広場は、「アラサーの中二病の青二才」としてこのまま成長したいと願う。「今日の放送のように、そのうち日の目を浴びる努力であらんことを」と。
ブログには「『蜘蛛の糸』のように、じゅんじゅんが跳ね返していく様々なものをこれからも見ていたいです。言いたいやつには言わせておけ。見返した時の爽快感を強く味わうために」、「中二病はまだ脳が成長中であることの証ではないでしょうか? これからも大きくなっていくジュンジュン」といった彼の言葉に共感するコメントが多数寄せられている。
芥川龍之介の短編小説とは違い、バンド・筋肉少女帯の楽曲『蜘蛛の糸』の主旨は「蜘蛛の糸に真っ先に昇って、自分を笑った周囲を見返してやる」というものである。読者からも「有名税ですな! それだけ歌広場さんとゴールデンボンバーが認められているってことです!」というコメントが届いているように努力は実っているのだが、歌広場はまだ上を目指しているようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)