11月7日、日本人で初めて国際宇宙ステーションの船長となる若田光一さんが宇宙へ旅立ち、無事に国際宇宙ステーションに到着した。また、米歌手レディー・ガガは2015年に宇宙で歌を披露する予定であることを明かしたばかり。宇宙にますます関心が集まる中で11日、都内で開催されたイベントに、宇宙を愛する“宙(そら)ガール”中川翔子が宇宙服風の衣装で登場し、宇宙について熱く語った。
日本科学未来館で行われたこのイベントは、宇宙体験映像が話題の映画『ゼロ・グラビティ』宣伝ミッション・サポーター就任式。国連宇宙空間平和利用委員会議長の堀川康氏とともに登場した中川翔子(しょこたん)は、まるで宇宙から見た地球のような球体のディスプレイ「Geo-Cosmos」の前で、宇宙に詳しい2人ならではの熱いトークを繰り広げた。
しょこたんの宇宙好きは相当なもので、初恋の相手は「木星」だと公言。さらに、落ち込んだりネガティブになったりするときには、「宇宙のことを考えると心の健康にいいんです。どんな胃薬よりも効きます!」と言い、宇宙はしょこたんにとって無くてはならない特効薬のようだ。将来は必ず宇宙に行くとして、それまでは「死ねない。そう思うと、生きるのも楽しくなる」と意気込む。
宇宙でライブをする計画を明かしたレディー・ガガについても「格好良すぎる!」と絶賛し、「ガガ様の後でもいいので宇宙ライブをやりたい。そのときは『愛の讃歌』(シャンソンの名曲)をインパクトのある衣装で歌いたい」と希望を明かすと、「宇宙出産もしたい! 自分が駄目なら自分の子供にでも…」と女性ならではの願望を告白した。「香港やハワイに行くのと同じように気軽に木星に行ける日が来るといい」というしょこたんの夢がかなう日が楽しみだ。
映画『ゼロ・グラビティ』は、全世界43か国でNo.1を獲得したアカデミー賞最有力候補作品とみられる話題作。船外でミッション遂行中にスペースシャトルが大破し、無重力空間=ゼロ・グラビティに放り出された宇宙飛行士たちの衝撃の人間ドラマを、アルフォンソ・キュアロン監督がメガホンを取り、サンドラ・ブロックやジョージ・クルーニーが魅せてくれる。12月13日から全国公開予定。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)