AKB48の元メンバー、小野恵令奈が11月26日に20歳の誕生日を迎えた。彼女はこの日、小野恵令奈 生誕祭“ヱ07の二〇ヲ祝兎X”を開催する。事前にツイッターでファンに案内した内容には「dresschordは“VAMPIRE”」、「サイリウム等は全て“赤”」、「本物の血は流さないで下さい」という決まりごとを伝えている。さらに26日に日付が変わると生誕祭をイメージしたと思われる動画を投稿した。もはや“えれぴょん”に元AKB48の冠は必要ないと思い知らされるような衝撃だ。

AKB48第2期生として活躍した小野恵令奈は、AKB48の初期の楽曲では前田敦子や大島優子と変わらないほどセンター率が高かった。2010年に卒業してからしばらく活動を休止していたが、事務所を移籍して2012年には1stシングル『えれぴょん』でソロデビューして、日本レコード大賞新人賞を受賞した。2013年5月29日に5thシングル『ファイティング☆ヒーロー』、6月19日に1stアルバム『ERENA』を出している。

女優としても活動しているのだが、AKB48時代を知るファンには当時の人気に比べて落ち目だと感じる者も少なくない。だが、“えれぴょん”は確実に進化していたのだ。

『ぴょんえれ（lespros_erepyon）　ツイッター』で、11月11日に「2013.11.26に行われる、ぴょんえれ生誕祭のタイトルは《ヱ07の二〇ヲ祝兎X》に決定致しました」と案内があった。ファンのつぶやきによると、“ヱ07の二〇ヲ祝兎X”とは「えれなの20歳を祝うぴょん、サンクス」という意味らしい。

さらに決まりごととして「dresschordは“VAMPIRE”になります。何でも構いません。各々自分の思うVAMPIRE要素を取り入れた服装でご参加願います」「サイリウム等は全て“赤”で統一させて頂きます」「本物の血は流さないで下さい」の3点が知らされた。

11月22日には『小野恵令奈SELFIE版ヱ07の二〇ヲ祝兎X』（http://vimeo.com/80120086）と題した動画を公開している。それは妖艶なドレスを身に着けた彼女が、ライトが照らす床に寝てキバを見せるという画像だ。女ヴァンパイヤである。

他にも彼女のツイッターを見ると様々なことに興味を持ち、幅広い層と交流していることが伝わって来る。AKB48を卒業して3年が過ぎた。新しい“えれぴょん”となった小野恵令奈に元AKB48の冠は不要だ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）