南海キャンディーズの“しずちゃん”こと山崎静代は、一時期はロンドン五輪を目指していたがあえなく予選敗退。その後、二人三脚で共に頑張っていたトレーナーの梅津正彦さんが亡くなるという苦難を乗り越え、現在では2016年のリオデジャネイロ五輪を目指してトレーニングを積んでいる。そんなしずちゃんが今、重大な問題に直面していることを相方の山里亮太がラジオで語った。
南海キャンディーズ・山里亮太は5日放送の『たまむすび』(TBSラジオ)で、相方の“しずちゃん”こと山崎静代からある相談を受けたことを明かした。
しずちゃんは現在、日本代表の合宿中でありながら、合宿の合間でも南海キャンディーズとしてお笑いの舞台に立ち続けている。舞台で空いた時間には、ジャージで近所をロードワークに出るという徹底した練習ぶりだ。
当面は12月に行われる予定の全日本女子選手権に向けて練習をしているのだが、その大会に問題があるそうだ。出場する対戦相手がいないため、不戦勝で終わる可能性が出てきたのだ。しずちゃんの出場する最重量級のミドル級の女性がなかなかいないというのが実情である。昨年行われた同大会でも、出場選手が2人という中で相手選手が直前で出場を棄権し不戦勝となっていた。不戦勝とはいえ勝ちは勝ちだが、練習の成果も出せず世間から叩かれたこともあり、不戦勝は避けたいというのが本音だという。
相方の山ちゃんに「戦いたい」と対戦相手探しを頼んだしずちゃん。リオ五輪への年齢制限も、しずちゃんに合わせたように34歳から40歳に引き上げられた。「勝ちたい」ではなく「戦いたい」という言葉には、はっきりとリオを見据えて練習をしているしずちゃんの心のうちが見えてくるようだ。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)