公開中の映画『劇場版 BAD BOYS J-最後に守るもの-』に出演しているSexy Zoneの中島健人が、テレビ番組で過酷な撮影を振り返った。同作の見どころは中島健人(Sexy Zone)、二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)、橋本良亮(A.B.C-Z)をはじめとするジャニーズアイドルによるケンカシーンだ。その迫力は勢いあまって流血したほどだという、渾身の演技から生まれたものだった。
『劇場版 BAD BOYS J-最後に守るもの-』は、広島を舞台にした暴走族の抗争を中心に描いた原作漫画を映画化したものだ。覇権を争う男達を演じた主人公・桐木司役の中島健人と段野秀典役の二階堂高嗣、ヒロ役の橋本良亮の3人が、10日の情報番組『シューイチ!』に出演した。
彼らは撮影前、アクションシーンのために2週間ほどアクションの稽古をしたという。「(ケンカの)ポーズからはじめて、一日中ずっとそれを教えてもらった」と橋本良亮が身振りを交えて説明すると、二階堂も「次の日は布団から起き上がれないくらい筋肉痛になった」とその辛さを振り返った。
ケンカシーンの撮影では、ギリギリ当たらないようにしなければならない。しかし中島健人と二階堂高嗣が殴りあう場面ではハプニングもあった。中島のパンチをよけながら二階堂がカウンターで放ったパンチが、中島の鼻先をかすったのだ。
2人はその場面を再現すると、鼻っ面に二階堂のパンチが当たった瞬間に中島の顔が横を向いた。中島健人は「パコンとなってリアルな血が出た」と鼻をこすりながら苦笑する。
同作で段野秀典(二階堂高嗣)の恋人役を演じた元AKB48の板野友美は、初日の舞台挨拶で「ケンカのシーンがカッコいいんじゃないかと思います」とコメントしている。彼女もAKB48時代には『マジすか学園』でギャル系ヤンキーを演じてきただけに、壮絶な彼らのケンカシーンには感じるものがあったようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)