『AKB48グループドラフト会議』でMCを務めたAKB48の中村麻里子の進行ぶりが、「アナウンサーかと思った」というほど好評を博している。彼女は篠田麻里子がAKB48に在籍していた時から“こまりこ”と呼ばれていたが、今回のMCを含めて最近の活躍から「もう“まりこ様”だろう」という意見も出ているほどだ。

11月10日に東京・グランドプリンスホテル新高輪で行われた『AKB48グループドラフト会議』でキャイ～ン、小杉竜一（ブラックマヨネーズ）、河本準一（次長課長）といった人気お笑い芸人と共にMCを務めたのがAKB48の中村麻里子だ。

彼女が『中村麻里子　Google＋』で「AKB48ドラフト会議の司会アシスタントを務めさせていただきました！」と伝えたところ、ファンから「芸人より普通に聞き取りやすかった。アナウンサーになれるかもよ」、「そこらへんの芸人よりうまかったんじゃない？　各方面で話題になってるよ！」、「安定のMCで安心して見れた」、「適任すぎましたね」と絶賛するコメントが多数寄せられている。

AKBファンによるサイトでも「中村麻里子の仕切りに何の違和感もなかった」と取り上げられて、「外部のアナウンサーかと思ったわ。確かにここまでできるメンはいないと思う」、「喋ってる感じだと普通のアナウンサーだった」とやはり高く評価されており、「もう麻里子様だな、うん」というコメントもあった。

これだけでは彼女が司会に向いているという評価になりそうだが、実はGoogle＋で「私ね、すごくSPECが大好きなんです」と映画のイベント“SPEC～祭～ ガチ瀬文 NIGHT ─命捨てます─”に当選して参加したことを明かしている。「『私はまだ自分のSPECを見いだせてません。でもこれに参加したら、自分のSPECを見つけられると思います』 という、破天荒すぎる文章を書きました」と応募した内容を載せており、彼女の意外な一面が知られる。

さらには、「イベント参加資格は加瀬亮さん演じる、瀬文さんになりきること。なので坊主にスーツで参加してまいりました」と坊主頭のズラをつけて映った写真も公開しているのだ。映画『SPEC』に出演している大島優子にそれを送ったところ、「瀬文じゃなーい！」と笑われたという。

“スーツ姿に坊主頭のコスプレ”と聞けば、そんなことが好きな篠田麻里子を思い出す。MCの才能を開花させて「もう麻里子様だな」という評価をもらった中村麻里子だけに、“こまりこ”から“まりこ様”になる時も近そうだ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）