ももいろクローバーZのあーりんこと佐々木彩夏が、11月23日にグループ加入してから5周年を迎えた。あーりんは自身のブログでその件を伝えて、これまで応援してくれたファンへ感謝を伝えている。さらに彼女は、ももクロに入った当時まだ小学生だったことを思い出すと、「この5年の間…楽しいことだけじゃなく、いろんなことがあったなぁー」と感慨にふけっていた。
佐々木彩夏がスカウトされて芸能界に入ったのは、小学1年生の時と意外に早い。その後、小学5年生で現在所属しているスターダストプロモーションに移籍している。“ももいろクローバー”名義のグループに加入したのは、2008年11月23日だった。この時に柏幸奈と早見あかりも加入しており、新曲『ももいろパンチ』と共に紹介された。柏幸奈は2009年3月に脱退後、乃木坂46に加入したが今年の11月17日に卒業。早見あかりは2011年4月10日に脱退し、現在はソロで活動している。
佐々木彩夏はブログ『あーりんのほっぺ』で11月24日に日付けが変わった頃に「今日はあーりんがももクロに加入した日、5周年になります」とその件に触れており、「5年前、まだ小学生だったあーりんは、ももクロのメンバーになりました」とこれまでを振り返る。「楽しいことだけじゃなくいろんなことがあったなぁー」と様々な出来事を思い出して、「あんまり辛かったこととか悲しかったこととか、周りに気付かれたくないんだけどね」としながらも「そりゃ、あったよ」と本音を吐き出した。
「でもね、心が折れそうになったことはあっても、ももクロを辞めようとは一度も思ったことない」と彼女が言い切るのは、ファンの応援が支えてくれたからだ。「応援してくれてるすべてのみんなにたくさんの愛情をもらってる。本当にありがとう」と感謝していた。
ももクロがブレイクする前には車で全国を営業して回り、その車で寝泊りしたという。ライブも駐車場のようなところで行ったといったエピソードをテレビ番組で話しているが、他に話せない苦労もあっただろう。加入した頃には変顔をするのも嫌がり、振付けに“コマネチ”があると「やりたくない」と号泣したこともある。
そんなあーりんも、今ではキャッチフレーズを「ももクロのアイドル」とするほどアイドル中のアイドルとなった。ファンからはそのアイドルらしさから「佐々木プロ」と呼ばれるほどだ。グループ加入から5周年とはいえ彼女もまだ17歳である。これからさらにアイドルとして成長を見せてくれそうだ。
※画像は、ももいろクローバーZ 佐々木彩夏オフィシャルブログ『あーりんのほっぺ』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)