約6年ぶりとなるバラエティ番組への出演が話題になった、女優の沢尻エリカ(27)。放送後のツイッターなどを見ると、「やっぱり可愛い」「意外に素直なところがある」と評判は上々である。このように沢尻の評価が上がった裏には、“猛獣使い”と異名を持つ安住紳一郎アナの存在が大きかったようだ。
11月18日に放送されるTBS系ドラマ『時計屋の娘』で、主演を務める沢尻エリカ。15日に放送されたバラエティ番組『ぴったんこカン★カン』(TBS系)に彼女が出演したのも、ドラマの宣伝が第一の目的であった。ロケに同行する安住紳一郎アナもそれを踏まえ、主演女優の魅力を視聴者に届けるのが仕事である。
プライドが高く、勝気でわがままと言われることが多い有名女優たち。安住アナはそんな気難しい彼女らに対して、丁寧な言葉や態度で接しながらも毒を吐き、相手の痛いところを突いていく。時には小学生の悪ガキのように茶化すこともあるのだが、女優たちは笑いながら許してしまう。あの泉ピン子(66)をも言うことを聞かせることができる安住アナを、“猛獣使い”だと尊敬する声がネット上にあるほどなのだ。
「もしかして、機嫌悪いですか?」番組ロケは安住アナの失礼な挨拶から始まった。沢尻は「極めて普通です」とぶっきらぼうだが笑って答える。「質問に答えてくれないかと…」「“別に”とか言ったりしませんか?」と毒舌吐きまくりの安住アナに対して、最初は“ですます”だった彼女も次第に素の友達口調になっていった。
ロケ中、腕組みをしたりポケットに手を突っ込んで人の話を聞く沢尻のクセを、“態度が悪い”と頻繁に注意する安住アナ。沢尻は素直に直そうとするも、両手の行き場を失い仕方なくケープの胸元を握りながら立ち尽くす。その姿が面白いと指を差して大笑いする安住アナを、沢尻は「何でそんなに笑うの?」「もおー!」と拗ねていた。このように“意外に素直で可愛い人”と彼女を印象づける場面が、幾度もあったのだ。
今回は女優・沢尻にとってプラスになるための、番組作りであったことは確かだ。だが安住アナが彼女にメロメロになっている設定と見せながら、実は彼がいつも通り相手に媚びず会話の主導権を握っていた。放送終了後、「やっぱり安住はすごい!」と称賛の声が多数だったのもうなずける。
(TechinsightJapan編集部 みやび)