HKT48の宮脇咲良が、11月17日の“研究生「脳内パラダイス」初日公演”に向けて頑張ってきた研究生たちについてGoogle+でコメントしている。宮脇もチームHのメンバーとして努力を続けながらセンターになれないという経験をしてきた。それだけに“初日”のステージ立ったメンバーを祝福すると共に、出演できなかった研究生の姿に込み上げるものがあったようだ。
宮脇咲良はAKB48ファンとして知られる漫画家・小林よしのり氏が発表したUGN48(ウラギラナイ48)で9位に選ばれている。UGN48とは「絶対にファンを裏切らずに、ますます活躍してアイドルとして大きく飛躍するであろうメンバー」のことで、宮脇がHKT48で一途に頑張る姿勢は周囲も認めるところなのだ。
その彼女が11月17日の『宮脇咲良 Google+』で、“研究生「脳内パラダイス」初日公演”を終えたメンバーを「初日、おめでとう!」と祝福した。他の公演と出演が重なるメンバーもいる中で、限られた短い時間で練習してきた後輩たちを見て「率直に凄いなって思います!」、「人って当たり前をするのが難しいものだから、私は研究生にすごく感謝してます!」と感激している。
しかし“研究生「脳内パラダイス」初日公演”に出演するメンバー16名が分かるのは、公演当日となる。練習に影響しないようにギリギリまで知らされないのだ。17日にそのメンバーが発表されると、宮脇はそれを見て「泣いたり、喜んだり、人それぞれ一喜一憂します。その姿は本当に青春そのもの」と実感している。彼女もまた同じような体験をしてきた。
宮脇は「スタッフさんたちにアドバイスされ、怒られ、メンバーと時にぶつかり合い、一緒に泣いて笑って…」と自身に重ねると、「綺麗事かもしれませんが、私は普通の高校生のような部活や友情、恋愛は出来ないかもしれません。でも、その青春時代を犠牲にできるくらい没頭できるものがあるんです。それがHKT48と、夢を叶えることです」と改めて決意を示した。
研究生の神志那結衣は“初日”に出られなかった。彼女は『神志那結衣 Google+』で「一生懸命、今日のためにレッスンを頑張ってきたけど、私は選ばれませんでした。私の努力、実力不足です」と心境を伝えて、「期待に応えられなくてごめんなさい」と応援してくれたファンへ詫びている。
小さい頃から父に言われた「自分に勝てないやつは、誰にも勝てない」という言葉を思い出しながらも、「自問自答することがほとんど毎日で、自分に負けそうにもなります」というほど落ち込んだようだ。「今夜だけは普通の15歳の女の子として泣かせてください」と結んでいるが、翌日には「私にとっての初日に向けて、がんばります!」と立ち直っていた。
宮脇咲良もシングル曲のセンターに抜擢されずに、同期の兒玉遥と涙したこともある。そうした体験を乗り越えて頑張る先輩が伝えた熱いメッセージは、研究生の大きな励みとなるはずだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)