10月31日、東京・渋谷にてドラマW「チキンレース」完成披露4K試写会・舞台挨拶が行われ寺尾聰、岡田将生、有村架純、岡田惠和(脚本)、若松節朗(監督)が登壇した。
冒頭、本作は「『難しい』と言われている寺尾にしか出来ない役を作るための企画であり、寺尾のための“あて書き”だった」と語った岡田惠和。岡田の言葉を受け、寺尾の饒舌も止まらなかった。「自身をそのまま捉えてくれた脚本」と称賛し、共演者の岡田将生についても「素晴らしい若い人たちに出会えて喜んでいる。おじいちゃんと孫ほど離れているがそう見えては成立しない。本当に友情を感じる仲間になれるか? 今でもラストシーンで彼と別れたままの気持ちで友情を感じたままこのドラマの延長が続いている」、「本当に最高だったね」と脚本、共演者を褒め称えた。
岡田将生も最初「寺尾を怖い、どうしようと思っていた」と明かしたが、寺尾の芝居をしている姿を見て「勉強させてもらった」、「寺尾さんは親友だと思っています」と告白した。
19歳で交通事故に遭い45年ぶりに目覚めた男の心は19歳、体は64歳。不器用な青年看護師と出会い、失われた青春を取り戻す旅に出る、笑いあり涙ありのヒューマンドラマ。またフルHDの4倍の解像度を誇る新しい映像品質・4Kの画像も注目のドラマである。「“生きているって楽しく、素晴らしい”と感じて欲しい」と最後に寺尾が熱く強く語った。
ドラマW「チキンレース」は11月10日(日)夜9:00
[無料放送イベント「TOUCH!WOWOW 2013」内にて放送]
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)