ウクライナ南部の街ザポリージャで先月28日未明、酩酊し線路上で性行為に及んでいたカップルが、やって来た入換機関車に轢かれるという事故が発生した。

9月29日付のニュースサイト『RIA Novosti』によると、入換機関車の運転手は線路上で絡み合う2人に気づくのが遅れ、急停車に間に合わなかった。そのため41歳の女性は即死、同じく41歳の男性は一命こそ取り留めたものの、両脚の膝から下を切断されるという重症を負った。

だが、なぜ線路の上という非常識かつ危険極まりない場所で性行為に及んでいたのか。これについて男性は警察の取り調べで、友人宅からの帰り道、突然気分が欲情し、強烈な体験をしてみたいという気持ちを抑え切れなくなったと供述した。また警察は、事故当時2人が酒を飲み酩酊状態にあったことを確認している。

警察は、2人の行為は安全規則に抵触するものであるとして、男性に対する捜査手続きを始めたと伝えている。
（TechinsightJapan編集部　椎名智深）