KAT-TUNの田中聖がジャニーズ事務所から契約を解除された件について、バラエティ番組で伝えられた漫画家・やくみつる氏の発言がKAT-TUNファンを中心に批判を浴びている。やく氏は冗談交じりに「“タトゥーン”として再デビューしてもらいたい」とコメントしたが、「冗談言ってる空気ちゃう。そんなのも分からんのか」と反感を買うなどしてツイッターが炎上している。
10月13日に生放送された『アッコにおまかせ!』で、KAT-TUNの田中聖が脱退したいきさつに触れた。その中で田中がお尻やくちびるにタトゥーを入れた写真を公開したことも、事務所から素行不良と判断された行動として紹介している。
その他にも田中聖が契約を解除されたいきさつと、田中自身が「事務所が発表した通り」と認めながら「タレント活動は続けていく」とFAXで意思表示したことを伝えており、それに対するやくみつる氏からのコメントが紹介されたのだ。
やく氏は「彼はタレント活動を続けると言っていますが、これから本当の意味で芸能界の厳しさを知ることになるのではないでしょうか?」と感想を述べながら、「個人的には、お尻にタトゥーを入れるほどタトゥー好きな田中くんには“タトゥーン”として再スタートしてもらいたい」とコメントした。
これに対してツイッターでは「バカにするのもたいがいにしろ、KAT-TUN4人が今どんな気持ちでいると思っとんねん。冗談言ってる空気ちゃうやろが、そんなのも分からんのか」、「ほんとに腹立つ。何がタトゥーンだ、ばかにすんな」と多くのKAT-TUNファンが怒りをぶつけている状況だ。
ファンではないと思われる視聴者からも、「自分の発言によって、誰かが悲しい思いをするのが見えているなら言わないべき。 賢いんだから考えて」、「タトゥーンそのものは面白い。ただ相手がジャニオタだったのが悪かった」など冷静なつぶやきも見受けられる。
今回、やくみつる氏のコメントに出演者の多くが笑っていたのに対して、和田アキ子だけは「笑いごととちゃうで」と言っている。「笑ってた人、最低。アッコさん笑いごとじゃないって言ってくれてありがとうございます」というつぶやきもあり、KAT-TUNファンにとって和田の言葉がわずかな救いとなったようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)