エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】押切もえが読モ時代の過去を明かす。「渋谷で歌手にスカウトされた」

小説家デビューも果たした人気モデルの押切もえが、ラジオ番組『くにまるジャパン』(文化放送)のロングインタビューを受けた。放送は10月21日からの5日間で、彼女の子供の頃の思い出や、読者モデルとしてのデビューからCanCam専属モデルになるまで、そして初めての書き下ろし小説のこと、さらに将来の夢まで、合わせて約50分間のトークをたっぷり聞くことができる。中でも読者モデルとして雑誌デビューした数年後に歌手オーディションを受けたり、読モの頃から10kgも太ってしまいスカウトマンから別人と思われたエピソードは彼女の素顔が見えて興味深い。

CanCam』の専属モデルとして蛯原友里、山田優らと人気を分けた押切もえだが、高校生時代に雑誌『Popteen』の読者モデルとして雑誌デビューして人気に火がつき、“コギャルのトップ”や“スーパー高校生”と呼ばれて女子高生のカリスマ的存在となった時期もあるのだ。

その押切もえが、10月21日(月)からの5日間、ラジオ番組『くにまるジャパン』(文化放送)の中でロングインタビューコーナー『ラジオバイオグラフィ~5冊のアルバム』に出演している。その収録では次のような意外な過去も飛び出していた。

彼女が読者モデルとして雑誌に出てから数年経った頃だ。渋谷のセンター街で彼女のことを探している人がいると聞いて、行ってみると男性が『押切もえを探しています』というパネルを持って立っていた。スカウトだと分かった彼女は「私です!」と乗り込んでいったという。当時からかなり積極的な性格だったようである。

ところが、その時には雑誌に載った頃から5~6kgは太っていたのでスカウトマンから「君、ちょっと違くない?」と疑われてしまったほどだった。そこは説明してなんとかクリアしたが、今度は「歌は歌えますか?」と聞かれたので上手いと言われたこともないのに「歌うまいです!」と即答した。そう答えないと話が終わってしまうと考えてのことだ。

すぐにレコーディングチェックのような状況になり「得意な歌を歌ってください」と言われた。簡単なオーディションである。ところが押切もえが歌い始めると5秒ほどで音が消されたという。彼女はそのエピソードを話すと「『スタジオから出てください』って言われました」と当時を思い出して笑っていたが、どうやら歌手には向かないようだ。

スカウトされた時には雑誌に載った姿とは別人に間違われるほど太っていたという押切もえだが、当時の食生活も今の彼女からは想像できない豪快なものだ。

彼女は「若いときって代謝が良いから、太らない時期があるじゃないですか。それで『私は太らない』って思いこんじゃって…」とその頃の心理を説明するが「学校帰りに焼肉食べ放題とか吉牛(吉野家の牛丼)とか、マクドナルドでセットを4セット食べるとか…ずっとマクドナルドにいて、お腹が空いたら何か買って食べる」というから太らないほうがおかしい。その結果、冬休みや春休みには10kgぐらい体重が増えていたという。

人気モデル押切もえとしては食生活にも注意を払い体型を維持しなければならない。彼女は「今、同じことをやったらモデルをクビになると思うので、その時食べ溜めしておいてよかったです」と語っており、当時は太っても気にならなかったようにも思える。

今後のことについて尋ねられた押切もえは「モデルはおばあちゃんになっても続けたい」と生涯モデル宣言をすると「女性としての幸せを掴めたら…」と結婚にも意欲を見せた。その時期については「どうにも時間がかかる性分なので、早めにしないとなぁとは思ってます。小説みたいにエンジンがかかれば良いんですけどね」と苦笑しているが、渋谷センター街に立つ男性に「私です!」と飛び込む彼女のことだ。意中の男性には積極的にアタックしそうである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)