女優の能年玲奈がバラエティ番組『笑っていいとも!』に初出演した。テレフォンショッキングでは中学時代にバンドを組んでギターを弾いていたことを明かしてタモリを驚かせる。彼女は番組の終盤にも登場すると、この日のゲストだった人気ゆるキャラのふなっしーと初対面を果たして元気の良いジャンプにびっくりしていた。
「あまちゃんロス症候群」という言葉が生まれるほどブームとなったNHK連続テレビ小説『あまちゃん』でヒロインを務めた能年玲奈が、10月7日の『笑っていいとも!』でテレフォンショッキングに登場した。
輝く瞳と笑顔が魅力の能年玲奈だが、基本的にもの静かで終始マイペースの彼女にさすがのタモリもトークをつなぐのに苦労していたようだ。だが、そんなタモリの努力もあって彼女の意外な側面が次々と引き出されたのである。
小学生になると「パリコレに出たい」とモデルを夢見た彼女だが、小学校2年~3年生では「お笑い芸人になりたかった」と明かしたので、そのギャップにタモリも呆れていた。その頃は、お笑いコンビ・レギュラーのネタ“あるある探検隊”を友達と真似ており、「3人でコントも作っていた」ほどハマっていたようだ。
絵を描くことも好きだった彼女はその頃に「イラストを描く人になりたい」とも考えていたというからかなり多趣味である。中学生になると友達に誘われてバンドを結成して、ギターを担当していた。初めて参加したバンドは1年ほどで解散するが、次のバンドではスリーピースバンド『GO!GO!7188』のコピーなどを演奏しており、能年も「すっごく、楽しかったです!」と力強く語っていた。
その後、高校進学のために上京してバンドは解散してしまうが、演技のレッスンに通っていよいよ女優とモデルを目指して活動し始める。彼女はそれまで興味を持った中で、今でも絵を描くことは続けている。他にはヒゲに関心があり、ドイツで開催される『世界ひげ選手権』に出場する男性に憧れるという。今年の11月2日にも開催されるので「行ってみたい!」と意欲を見せていた。
『いいとも』のエンディングに能年玲奈が番組からプレゼントされたチョビヒゲをつけて登場すると、会場から大きな歓声が沸いた。
タモリが「ふなっしーに会ったことはあるの?」と粋なはからいで前半のゲストとして出演していた船橋市の非公認ゆるキャラ・ふなっしーを呼ぶと、「ひゃっはー!」と凄いスピードでふなっしーが駆け込んできた。ふなっしーがステージ上で跳躍力のあるジャンプを披露すると、能年玲奈ものけ反りながら目を丸くして驚いていた。
ふなっしーはおもむろに体内から何かを取り出して「これをあげるなっしー」と彼女に手渡した。「起き上がりこぼしなっしー!」というそれは“ふなっしーグッズ”らしい。すると今度は「ウニちょうだいっ! ウニをちょうだいなっしー!」と催促して能年玲奈を困らせていた。
唖然とする能年玲奈だったが、三村マサカズが「無視していいと思います」とアドバイスしたのでホッとしたようだ。ムチャ振りしたふなっしーはレギュラー陣から「今日のふなっしーは言うことの意味がわからない」、「疲れているんじゃないのか?」と責められてしまっていた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)