嵐の松本潤が「コンサートなどで観客の顔は見えるのか?」という質問に答えた。一般的にはスポットライトによりステージから観客席は見えないという認識があるが、嵐メンバーには客席のファンがしっかり見えているらしい。さらに松本にはファンの細かい気配りも伝わっているのだ。
スポットライトに照らされステージから見た観客席は、暗くて顔も分からないという話を耳にしたことがある。特にジャニーズの場合は様々なカラーのライティングやレーザー光線が使われるので、ステージ上にいるメンバーから観客の顔は判別できないと思われがちだ。10月18日のNHKのテレビ番組『あさイチ』に生出演した松本潤が、その点について嵐のコンサートの状況を明かした。
松本潤によるとライトも様々な角度からあたるので、実は観客席のファンの顔がよく見えているのだという。番組キャスターの井ノ原快彦(V6)から「(客席のファンの)誰が可愛いとかも見えるの?」と追及されると、「可愛いとかも分かりますよ」とドキリとする答えが返って来た。
さらに彼は、ファンが持っている嵐メンバーの名前を書いたうちわについて触れている。「(櫻井)翔くんのうちわを持っているファンが僕が前に来るとクルッと裏返すんですよね」と、なんとも細かいところまで見えていることを明かした。おそらくそのファンは櫻井翔の担当なのだが、松本潤の前でそれをアピールするのも申し訳ないと感じたのだろう。松本は「お金を払って観に来てもらっているのだから、そこまで気をつかわなくてもいいのに」と逆に恐縮していた。
嵐のコンサート会場と言えば数万人が入る大会場なので、メンバーが目の前に来るファンはわずかだろう。それでもステージだけでなくトロッコで移動もするので、彼らが近くに来ることがあるかもしれない。ファンにしてみれば、一方通行ではなく嵐からも自分たちがしっかり見えていると思うと感激もひとしおだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)