俳優でありミュージシャンでもある小池徹平が、『徹子の部屋』に登場した。『あまちゃん』の放送を全部見たという“あまラー”の黒柳徹子は、ドラマで「ストーブさん」という個性的なキャラクターを演じた小池と一緒にドラマを振り返った。彼が明かす撮影の裏話を、黒柳も興味深く聞いていた。

10月22日の『徹子の部屋』にゲストとして出演したのは、俳優やミュージシャンなど幅広い分野で活躍している小池徹平であった。番組冒頭から黒柳は（『あまちゃん』の放送が終了したことで視聴者が喪失感を味わうという意味を指す）「あまロス」という言葉を持ち出すなどその“あまラー”ぶりを見せつけていた。一方の小池も、街で自分の存在に気づかれた時に以前は名前で呼ばれていたが、今は「あっストーブさんだ」などと呼ばれることが多くなったとドラマの反響について語った。

『あまちゃん』を最初から最後まで全部見たという黒柳は、そのあらすじとキャスティングについて絶賛し「出演者の仲の良さが画面を通して伝わってきた」と感想を述べた。さらに自身がかつて出演していた音楽番組『ザ・ベストテン』のパロディーがドラマに登場したことについても言及し、劇中に黒柳とおぼしき人物を演じた清水ミチコから「（マネを）下品にはやりませんので」と撮影前に連絡が入ったことを明かした。

その後小池は、『あまちゃん』共演者の小泉今日子と渡辺えりに寿司屋に連れて行ってもらったエピソードを紹介した。寿司屋のあとにスナックにも3人で行き、次の日の予定がなかったため小泉と渡辺にすすめられるがままお酒を飲み続けてしまい、結果的に酔って眠り込んでしまったというのだ。この話には黒柳も笑みを浮かべながら、「ドラマみたいね」と口にしていた。

優れたテレビドラマを表彰する「東京ドラマアウォード」で7冠を達成するなど、今年を代表する作品となった『あまちゃん』だが、放送終了からまもなく1か月が経つ今でも話題が尽きるところを見せない。
（TechinsightJapan編集部　TORA）