エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】友近はファン思い。差し出された食べかけきゅうりを笑顔でガブリ!

心がおおらかなのか、彼女の芸人魂がそうさせたのか。ある旅番組のロケの最中に友近(40)は、彼女の大ファンだという年上のご婦人と出会う。そのご婦人から「美味しいから食べて」と勧められた食べ物に、友近はおおいに戸惑ってしまったのだ。

9月8日に放送された『旅ずきんちゃん』(TBS系)のテーマは島根県「出雲」への旅。番組レギュラーの友近とオアシズ・大久保佳代子(42)、そしてゲストに鳥居みゆき(32)を迎え出雲大社に出向いたり温泉や地元の料理を楽しんだ。

出雲大社でそれぞれの思いを祈願した3人は、出雲名物を堪能するため「ご縁横丁」へ向かう。ブラブラ歩き試食をしながらお店を紹介する、お馴染みのロケ模様である。一行はある漬物屋の店先で、珍しいミニトマトの浅漬けを試食した。

「美味しかった~」と言いながら次のお店に歩き出したところ、店外に設置されていた椅子に座っていた女性が友近に近付いてきた。背格好から、彼女より年上のご婦人であろうか。すると「お、おかあさん…いいの?」とさすがの友近も、いきなり自分の口元に何かを持ってこられて困惑している。どうやらお祭りなどで売られている、きゅうりの一本漬けのようだ。ご婦人は友近の大ファンだということで、自分が購入した美味しいきゅうりを食べさせたかったらしい。

だがそのきゅうりは食べかけだったようで、なんと“歯型”付いていた。「おかあさんの歯型が付いてるもん」と苦笑し、やんわりと食べることを断っていた友近だったが突然、ガブリときゅうりにかぶりついたのだ。そのご婦人は本当に嬉しそうに、友近を見つめていた。

「おかあさん、ありがとう」と微笑みながら、お礼を言う友近。その後、歩きながら鳥居が「(歯型が)付いてるのを渡してきたから、ビックリした」と話していた。鳥居の言うように、親しい間柄でも食べるのは躊躇しそうな代物だったのである。

「食べかけきゅうり歯型付きは、さすがに無理。 友近偉いわ」という意見が、ツイッター上にもあった。もちろん食べるのを断ることはできただろうし、そうすれば番組で放送されなかっただけである。自分の大ファンだというご婦人のあの笑顔のために、友近は芸人としての気概を見せたのだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)