外見がいくら若く見える芸能人でも、肉体的な衰えには逆らうことが難しいようだ。バラエティ番組でよく見かける人気芸人らも40歳を過ぎてから、様々な老化現象が出てきている。その赤裸々な実態が次々と明かされると、観客席の若い女性らはドン引きしてしまった。
9月23日放送の『ストライクTV』(テレビ朝日系)は“OVER40独身オヤジの主張”SP。ゲストはココリコの遠藤章造(42)やキャイ~ンの天野ひろゆき(43)ら、そして番組レギュラーの爆笑問題の2人も48歳である。はじめは出演者全員に該当する「老眼」の話題となった。
遠藤が「もう(裸眼で)台本は、遠く離さなければ読むことができない」と、寂しそうに笑う。すると爆笑問題の太田光もCDの歌詞カード、パチンコ台の画面にある数字も至近距離では読み取れないことがあると明かした。老眼の“老”の字に抵抗があったという伊集院光(45)は、最初妻に指摘されてもただの“目の疲れ”だと、頑なとして老眼だと認めなかったそうだ。「新聞の読み間違えするよね」との伊集院の言葉に、太田は大いにうなずく。
他にもハリウッド俳優の名前が出てこない、やたらに涙もろくなる、通いなれているテレビ局で迷子になってウロウロする、卵を割って殻を捨てずに小鉢に入れた中味を誤って捨ててしまうなどの事例があがった。伊集院曰く、老いとは“体全体のチームワークがおかしくなる”ということらしい。
特に老眼と同じくらい出演者らが同調したのが、残尿感や尿の切れの悪さ、そして尿もれである。天野はズボンに目立つくらいのシミをつくってしまい、マネージャーにドライヤーで乾かしてもらったことがあると明かしていた。
ツイッターには同年代と思われる男性から、「同感だ」「身につまされる」という番組の感想が多かった。だが中には「将来、自分もこうなるのか」と、絶望感漂う意見があった。番組の観覧席の若い女性らも最初は笑っていたが、次第に驚きの悲鳴があがり、しまいにはドン引き状態に。これに遠藤は「まだ、引くのは早いよ」と、まだまだ続くオヤジの実態話に耐えることを観客に求めていたのだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)