T.M.Revolutionとして活動するミュージシャンの西川貴教がレギュラー出演するテレビ番組『新堂本兄弟』で、ゲストの前田敦子から男性と女性の違いについて質問を受けた。周囲から下ネタだと冷やかされながらも西川が真面目に答えると、その深い内容に前田は目を輝かせて聞き入っており、周囲からも名回答だと絶賛されたのだ。

米ラスベガスの観光大使に任命されたばかりの西川貴教。彼が地元・滋賀県で主催する『イナズマロックフェス』を、ラスベガス観光局関係者が高く評価したからだ。ところがそんな理由で任命された西川が、あまりにもラスベガス通だったので逆に観光局側が驚いたという。ミュージシャンの枠に収まりきれない西川の才能を再認識させられるエピソードだ。

9月15日に放送された『新堂本兄弟』では、そんな西川の奥の深さをさらに知ることとなった。

「恋愛に関して西川貴教に何か教わりたいことは？」と振られたゲストの前田敦子が、「恋愛というより少し大きな意味になりますが」と断って彼に尋ねた。「男の人と女の人は全然違うと思うけど、何が違うの？」と問うたのだ。

堂本光一が「それは付いているか付いていないかが違う」と茶化したが、前田が「内面ということで…」とさらに尋ねると西川貴教も真剣に答え出したのである。

「（男も女も）基本的にそんなに変わらない。はなから違うと思うよりも、同じ“人”として捉えていく中で生活とか育った環境で違ってくるから、男だから女だからと決め付けない方が良い。でも、“男らしさ”や”女らしさ”でしか出せない魅力はあるから、そこもちゃんと理解してあげたらもっと凄く良い関係になるよ。」

彼の話を聞いた前田敦子は、微笑んで小さくうなずいていた。堂本光一・剛も「さすが！」、「一番良い答えや」と西川を絶賛したのである。

前田敦子は今回の番組で、意外にも「男性からは束縛されたいので、甘えながら『行かないで』と言ってほしい」、「モテる女性とは、男の人の後ろを3歩さがってついていく人」と話しており、“男女の違い”をかなり意識していることが分かる。西川貴教の名回答で彼女の考え方も少しは変化しただろうか。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）