AKB48を昨年の10月に辞退した光宗薫が、久しぶりにテレビ出演した。映画『劇場版 ATARU』で主演する中居正広の冠番組に共演者の1人として彼女が登場すると、ツイッターでは「元気そうでなにより」、「めちゃ綺麗だった!」といった反響があった。
9月3日に行われた映画『劇場版 ATARU THE FIRST LOVE & THE LAST KILL』完成披露試写会の舞台挨拶に、出演者の光宗薫が出席して話題となった。
AKB48のスーパー研究生として注目されていた彼女は、昨年の4月に放送されたドラマ『ATARU』にレギュラー出演する活躍を見せていた。ところが体調不良のためにAKB48の東京ドーム公演の参加を辞退すると、10月24日にAKB48としての活動辞退を発表したのだ。
ファンは彼女の辞退を惜しみつつも体調の回復を願っていたところ、今年に入ってからはいきつけの美容室でモデルを務めるなど徐々に復調する様子を見せていた。その後は画家としての活動もスタートしており、ボールペン画による個展『スーパー劣等生』を10月に開催することも決定している。
今後は芸能界とは別の道を進むかと思われた光宗薫だったが、『劇場版 ATARU THE FIRST LOVE & THE LAST KILL』にてドラマ版でも演じた個性的な鑑識課・機動鑑識係の石川唯役を務めることになったのだ。
彼女の出演には『ATARU』の座長・中居正広の配慮があったと言われている。9月11日、その中居がMCを務める『ザ!世界仰天ニュース』に『劇場版 ATARU』のキャスト4人がゲスト出演した。村上弘明、松雪泰子、田中哲司そして光宗薫である。
光宗はAKB48の研究生時代から、バラエティでも臆することなく先輩と絡む度胸があった。この日も久々のバラエティだったが、エピソードを紹介してしっかりトークに絡んでいたのだ。
大先輩の俳優・村上弘明に対しても、撮影現場で中居が怖い話をした時のエピソードを紹介している。「中居さんが怖い話をするとみんなは『エーッ!』と怖がるのに、村上さんだけ『うーん?』と考え込んでいた」ことを明かして笑わせた。
また、「母親にいつも振り回されている」とプライベートでの出来事も話している。母親の車で駅まで送ってもらった時に彼女が「手鏡を忘れた!」と慌てると、母は車のフロントガラスの上についているバックミラーをもぎ取って娘に渡したという。しかも光宗は、そのバックミラーを持って現場に入り手鏡代わりに使ったというから、母娘で少し変わったところがあるようだ。
番組のエンディングで中居から今週末の過ごし方を問われると、光宗は「1人で映画でも観ようかな…」「事件モノというか…」と『劇場版 ATARU』をさりげなく宣伝するという器用なところも見せていた。
光宗薫はこれまで関係者のブログやニュースに登場することはあったが、バラエティ番組で元気な姿を見せたのは昨年春の『オールスター感謝祭2012』以来ではないだろうか。今回の出演に、ファンもツイッターで「光宗薫ちゃんをテレビで久しぶりに見た。やっぱりめちゃ綺麗だった~」、「仰天ニュース出てた光宗薫が綺麗すぎて辛い」とつぶやいている。
「うちの好きな光宗薫ちゃんがでてる。復帰したんやね! 待ってたよー!!」、「可愛いな、見たことあるなーって思ったら。 AKB元研究生の光宗薫だ。めっちゃ可愛い、大好き!」と相変わらずの人気ぶりである。
今は、10月11日から開催する個展『スーパー劣等生』に向けて集中しているだろう。しかし、約1年間テレビ出演が無かったにもかかわらずこれほどの人気がある光宗薫だけに、画家以外にも可能性は広がりそうだ。これからどのような活動をしていくのか注目したい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)