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writer : maki

【エンタがビタミン♪】福岡市“カワイイ区”2代目区長に決まったブレスウェート・ミカエラさんってどんな人?

福岡市の仮想行政区“カワイイ区”の2代目区長に福岡在住のカナダ人女性、ブレスウェート・ミカエラさんが選ばれた。初代区長は当時、AKB48メンバーの篠田麻里子が務めていたが、2月19日をもって退任しており区長不在の時期が続いていた。篠田は就任時点ですでに人気アイドルだったが、新区長のブレスウェート・ミカエラさんとはいったいどのような女性なのだろうか。

カワイイ区”は福岡市の8番目の行政区として、2012年8月に仮想の区として発表された。人気アイドルグループAKB48のメンバー(当時)で福岡出身の篠田麻里子が初代区長に迎えられて話題となった。しかし、しばらくすると「カワイイ区は男女差別を助長するものではないか」などの苦情が寄せられて、福岡市男女共同参画審議会で議論が行われる。そうした状況で福岡市の「篠田さんに迷惑をかけてはいけない」という考えを受け、篠田が退任することとなった。

篠田の退任で“カワイイ区”がトーンダウンしたことは否めない。区長不在のまま存在感も薄かったのが現状だ。そんな中で9月10日、2代目区長にブレスウェート・ミカエラさんの決定が報道されたのである。

カナダ人のミカエラさんは、17歳の時に交換留学生として来日。海がキレイで人々もフレンドリーな環境に魅入られ、現在は福岡に暮らしている。福岡スクールオブミューシック専門学校を卒業して、昨年の夏からは吉田正樹事務所に所属しておりテレビ番組への出演経験もあるのだ。

ブロガーとして知られるミカエラさんは、YouTubeに投稿する動画でも世界から注目される。レディー・ガガの楽曲『Edge Of Glory』を歌った動画には、彼女による日本語字幕が入っている。またディズニー映画リトル・マーメイドの主題歌『Part of Your World』は日本語で歌っており、ハイレベルなパフォーマンスに「デビューできるよ!」といった感想が寄せられた。

最近では、東京在住で歌手を目指すアメリカ人・Kirby Henry(カービー・ヘンリー)とコラボでデミ・ロヴァートの『Heart Attack』やマルーン5の『Payphone』を日本語で歌っている。YouTubeにアップした動画には、海外からの英語によるコメントも多い。

音楽作品は彼女の作品の一部であり、「じゃがりこを使ったもんじゃ焼きを作ってみた」、「納豆巻き寿司を食べてみた」という日常的な投稿もまた彼女らしい。カナダ出身の美女が日本語でプロ顔負けの歌を披露したり、日本の文化を紹介したりするギャップが人気の秘密ではないか。

福岡市によると、ミカエラさんの情報発信力や行動力を見込んで2代目区長を依頼したという。彼女の活動と“カワイイ区”の目指すところがうまくリンクすれば、日本どころか海外までその存在をアピールできそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)