声優やタレントとして活躍する平野綾が、クイズ番組『Qさま!!』に参戦した。番組の予告で彼女がセーラー服姿で出演することが分かり、ファンの間でも話題となっていた。しかし本番では、ハワイ旅行を賭けた問題でグループの中で最後の最後に正解できないという辛い立場に追い込まれてしまったのだ。彼女もブログでその当時の心境を明かしているが、かなりショックを受けていた。
9月2日に放送された『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』は、“プレッシャーSTUDY2013 負けず嫌いアラフォー美女軍団 vs 10代・20代美女軍団 日本人なら知っておきたい問題SP”として豪華メンバーが挑戦した。
アラフォー美女軍団には小島慶子、いとうあさこ、青木さやか、大久保佳代子(オアシズ)、高田万由子、大宮エリー、中野信子、大下容子アナ、下平さやかアナ、西川史子が顔をそろえた。対する10代・20代美女軍団には水沢アリー、平野綾、中俣汐里(AKB48)、大和田美帆、久冨慶子アナ、宮崎香蓮、林詩遥子、八田亜矢子、松尾依里佳、三浦奈保子らが挑んだ。
両グループ接戦で迎えた最終ラウンド・スピードプレッシャーリレーでは先攻のアラフォー美女軍団が優位に立ったかに思えたが、後攻の10代・20代美女軍団が奇跡を起こす。
解答者の三浦奈保子は、残りのメンバーが出した脳内イメージ漢字のヒントを頼りにある歴史上の人物を当てなければならない。その脳内漢字が「和社古演社踊踊根踊」となり、アラフォー軍団からも「これはヒントが悪いよ」と三浦を気の毒がったほどだ。
ところが三浦はほとんど時間を要さずに、「出雲阿国」と正解したのである。「ヒントがすごく良かったです」と言い切る彼女に、アラフォー軍団も「凄い!」、「一番かっこいいパターンだ!!」と素直に称賛を送った。
奇跡の大逆転で10代・20代美女軍団が勝利し、ハワイ旅行を賭けたボーナスステージ“プレッシャー60秒”へチャレンジした。ルールは「60秒以内に10人全員が正解すればクリア」となり、ハワイへの切符を手にできる。
問題が「平成に誕生した内閣総理大臣をフルネーム(ひらがな可)で10人書きなさい」と出されると、一番手の水沢アリーがまず「あべさだお」と書いて間違える。「ごめんなさい、ごめんなさい」と焦りながらも「おぶちさだお」、「小泉そうたろう」とミスを重ねて「小泉じゅん一ろう」で正解した時には残り18秒だった。
二番手の平野綾は「おぶち」、「のだ」まで書くが後が出てこず、時間が迫るプレッシャーで「キャーッ」とパニックになって答えられなかったのである。
見守っていたアラフォー美女軍団からも「えーっ、うそでしょ」、「2人で終わっちゃったよ」と声があがったが、司会の三村マサカズも呆れており「こんなチームが勝ってきたんだよ」と感想を述べて番組を終えていた。
放送が終わった9月2日に、平野綾は『平野綾オフィシャルブログ「AsH」』に番組収録後のセーラー服姿の写真を載せると、「目が死んでる…。当たり前ですね。本当にすみません…」と暗い表情のワケを説明している。
彼女はとにかく「すみません」「ごめんなさい」を連発すると、「プレッシャースタディで、プレッシャーに負けました!! 申し訳ありませんでした!!」と詫びるのだった。
そして「言い訳に過ぎませんが」と本来ならば正解できたはずだが、あの時点では水沢アリーの苦戦を目の当たりにして「正直、もう自分には回答権が回ってこないと思って、シャットダウンしてました!!」と明かしている。
そんな事情もあって、収録から放送されるまでの期間も心に引っかかっていたのだろう。彼女は「すみませんでした!! 申し訳ありませんでした!! お父さんお母さんごめんなさい!! トラウマ!!」と溜まったものをぶちまけていた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)