ゴールデンボンバー(金爆)のエアベース担当、歌広場淳が8月8日午後4時56分ごろに出された緊急地震速報についてブログで言及した。彼は当時新幹線で移動しており、一時停止した時には「全身が粟立つような戦慄を覚えました」と緊張した状況を伝えている。後に誤報だと分かったが、こうした警報は二度と聞きたくないと感じたほど強烈な体験だったようだ。
8月8日午後4時56分ごろ、気象庁が34都府県に緊急地震速報を出した。奈良県と大阪府で震度6弱から7程度の揺れを予想したもので、特に阪神・淡路大震災を経験したエリアでは切迫した状況となった。気象庁は後に今回の緊急地震速報は「過大だった」と発表して、「広範囲にご迷惑をお掛けした」と謝罪した。
『ゴールデンボンバー 歌広場淳オフィシャルブログ「セクシーガール ミ○シーボーイ」』によると、歌広場淳はちょうどその時、新幹線で大阪に向かっていたという。彼は緊急地震速報により新幹線が一時停止した時の心境を「全身が粟立つような戦慄を覚えました」と記しており、車内に緊張が走った様子が分かる。
歌広場淳は誤報だったことについて、「本当に何事もなくって良かったと思う」と捉えており不満はないようだ。彼のiPhoneも緊急速報のサイレンが鳴ったが、「精度向上云々は置いておいて、この警告音は出来ればもう二度と聞きたくないと本気で思いました」と地震が起きないことを願っていた。
誤報だったとはいえ、気象庁は「速報が発表された際は何らかの揺れが起きているのは事実。発表があれば身の安全を確保してほしい」と呼び掛けている。今回の経験で、緊急地震速報を受けてどう行動したものか戸惑った人も多いのではないだろうか。観測と速報の精度向上は気象庁を信頼するとして、どのように行動するかを決めておく必要がありそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)