『24時間テレビ36 愛は地球を救う』(日本テレビ系)でチャリティーマラソンに挑戦するお笑いトリオ・森三中の大島美幸がテレビ番組『嵐にしやがれ』に出演した。彼女は『24時間テレビ』でメインパーソナリティーを務める嵐の5人に、「無事にゴールできたら嵐のみなさんと一緒にやりたいことがあります」と頭を下げて頼んだ。その内容に一瞬ためらいを見せた嵐メンバーだったが、大島の真剣な姿に負けて約束を交わしたのである。
大島美幸は、今回のチャリティーマラソンランナーに決まってからトレーニングを続けてきた。“親方”と異名をとる彼女だけに当初の体重は88.4キロもあり、「本当に走って大丈夫か?」と周囲も心配したほどだ。しかし、7月20日時点で75.8キロに落とす成果を出しており、今では首やアゴのライン、またお腹を見てもかなり痩せたことが分かる。
大島は今回のチャリティーマラソンでは体重88キロにあわせて、総距離88キロに挑戦する。痩せてきたとはいえ、完走するには並大抵の体力や気力では厳しいだろう。8月17日に放送された『嵐にしやがれ』では、そんな自分を奮い立たせるために嵐にあることを要望した。
大島は姿勢を正すと緊張した面持ちで、「私、タピオカミルクティーを嵐のみなさんと飲みたいんです」とお願いしたのだ。メンバーが怪訝な顔をする中、松本潤から「大好きなの?」と問われて「大好きなんです!」と即答した。森三中のメンバー2人も「ずっと飲んでないんだよね」とフォローする。大島は減量のために大好物のタピオカミルクティーを断っているのだ。
今度は櫻井翔が「僕たちと一緒に、乾杯するみたいなこと?」とそのシーンをイメージすると、大島は固まったように「そうですっ、はい!」と応じている。二宮和也は「俺らは、24時間テレビのエンディングで、タピオカミルクティーを飲んでいるの?」と少し不安げだったが、「はい、是非お願いします!」と大島は諦めない。
すると共演していたシンガーソングライターの森山直太朗が、「走っていて、苦しい時が何度かある。『ゴールしたら嵐のみなさんとタピオカが飲める』と思えたら、足も一歩前に出てくるもの」と大島に共感すると、櫻井も「頑張る原動力として…」とうなずいていた。
最終的には、進行の桝太一アナが「嵐のみなさんとしては、この要望に応えてくださるということでよろしいでしょうか?」と確認すると、櫻井が「もちろん」と答えて嵐メンバーが承諾したのである。
大島のトレーニング中に、嵐の松本潤が激励するために顔を出している。松本の大ファンである大島は、緊張しながらも彼に並走してもらい予定のコースを走りきった。本番では武道館にてタピオカミルクティーで乾杯する楽しみも増えて、きっと完走してくれることだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)