エンタがビタミン

writer : ume

【エンタがビタミン♪】ずん・飯尾和樹、印税は「マイホームの頭金に」。ストレス解消法は“着衣シャワー”。

12日、東京・新宿にてお笑いコンビ“ずん”・飯尾和樹の著書「飯尾和樹の暮しの現実逃避手帖『あ~あ幕末に生まれてりゃなぁ~』みたいな100ぐらいの言葉」の出版を記念してイベントが行われた。

一言一言が笑いを誘う飯尾。終始笑いが途切れることない爆笑会見となった。“平日の昼間からゴロゴロォゴロゴロ。「あ~あ~ニューヨーク・ヤンキース間違って俺と契約しないかなぁ~」”など普通は思いつきもしない現実逃避の数々を集めた飯尾ワールドが詰まった1冊が創刊された。喫茶店で10日間で仕上げたというからいかに現実逃避をしたかったのか、よく分かる。ネタは相方やすと4、5 年前から考えていたとのことだが、実際は飯尾の本として出版している。「相方やすのネタは2つくらい使っているから、今後話し合いですね」と語ったところに「呼ばれていない!!」というやすが登場し、会場を沸かせた。

本の感想を周囲からもらった飯尾。関根勤からの「良かったよ。15分で読み終わったよ」、「肩が凝らずに読めた」という感想を披露。また飯尾の奥様からは「いいね、これが仕事になって」と上から目線で言われたと明かし、笑いを誘った。

印税が入ったらどうするかと取材陣から質問されると「郵便貯金で寝かせて、マイホームの頭金に。真面目に答えちゃったよ。」と自身で突っ込み、周りを笑わせた。

 ウドちゃんにサインを書かれた飯尾和樹

飯尾のファンが次々に握手とサインを求めて並んでいるところに、友人のウドちゃんことキャイ~ン・ウド鈴木も飯尾に握手とサインを求めて参加。突然の登場に飯尾を驚かせ、喜ばせた。しかし、飯尾の本にウド自身がサインをしてそのまま本も持ち帰らないというウドちゃんらしい行動もあり、飯尾を苦笑させた。

イベント終了後、Techinsightの単独インタビューにも快く応じてくれた飯尾。表紙のほのぼのとした絵も担当した飯尾だが、依頼されてから3週間も時間があったにもかかわらず、実際に描き始めたのは締切前日。宿題感覚で奥様が寝ている横で描き始めた。「まず富士山を描いて2時間筆が進まなくなってしまった」と若干難航したようだが、ネタに関する絵や四季おりおりのイラストをちりばめる気の遣いようだ。

そんな飯尾は喫茶店でアイスコーヒーを飲みながら雑誌を読むのが至福のときだという。雑誌に掲載されている高価な料理や時計を見ながら、「あ~あ、(価格の)0がひとつ、ふたつ減っていたらなぁ~」とここでも現実逃避を楽しんでいるそうだ。

また、夏のオススメの過ごし方は「汗で濡れた服のままシャワーを浴びること」だと意外な方法を明かして「結構ストレス解消になるんですよ」と強く勧めていた。ちなみにその濡れて水分で重くなった服は、奥様ではなく自分で洗濯するとのこと。

「飯尾和樹の暮しの現実逃避手帖『あ~あ幕末に生まれてりゃなぁ~』みたいな100ぐらいの言葉」は、興陽館より絶賛発売中。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)