アイドルグループ・乃木坂46が新曲「ガールズルール」にちなんで“乃木坂46のルール”を明かした。グループが結成した頃からあったというその“掟”は「ガールズルール」とは対極をなすものだった。新しくセンターとなった白石麻衣でさえもこれには痛い目にあっているようなのだ。
7月1日に行われた林野庁主催『木材利用ポイント開始イベント』で乃木坂46が森林保護のためのPR大使に任命された。7月2日の情報番組『ZIP!』が、イベント終了後の彼女たちに独占インタビューを行った様子を放映した。
折りしも7月3日は乃木坂46の新曲「ガールズルール」のリリース日である。生駒里奈(17)から交代して今シングルで新センターを務める白石麻衣(20)に心境を尋ねると、「6枚目のシングルで自信をつけることが目標だったので、ちょっとずつ自信がついてきたのかな」との答えが返ってきた。徐々にではあるが、彼女も新センターに手応えを感じているようだ。
「“乃木坂46のルール”を教えて欲しい」と質問されて、その白石がフリップに大きく書いたのが「弱肉強食」の4文字だった。生駒里奈によると「初期からこのルールが、自然とグループに広がっていった」というから、これは彼女たちにすっかり根付いた“掟”といえそうだ。
それは「差し入れとかいただき物は、譲り合わずに早い者勝ち」というルールなのである。メンバーの深川麻衣(22)が「さっきも、あそこに置いてあったお菓子をカバンに入れときました!」と明かすと、他のメンバーも「え!」「また!?」「早いー!」と呆れる。生駒や白石といったセンター経験者でさえも、このルールの前では平等なのである。
そんな乃木坂46が新番組『乃木坂46×HKT48 冠番組バトル!』でライバルであるAKBグループのHKT48とコントを競う。7月2日に放送された第1回では番組名に「NOGIBINGO!(ノギビンゴ)」と彼女たちのグループ名が冠に配された。メンバーがそれぞれにドッキリを仕掛けられ、生クリームを顔面に吹き付けられるという試練も味わった。究極の「弱肉強食」世界と言われる芸能界で、彼女たちがこれから奪い合っていくのは「差し入れ」などではない。それは誰よりも彼女たち自身が感じていることであろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)